弥生賞ディープインパクト記念 2022 過去10年風向き&ラップデータ

弥生賞ディープインパクト記念2022の予想用・過去10年風向き&ラップデータ

風向き傾向

 まずは全体の風向きから見ていきたい。過去10年で見て結構ばらつきがあってこれといってというのはない。中山は南南西からの風でHSが追い風、BSが向かい風という位置関係になる。逆に北方面からはBSが追い風でHSが向かい風になる。北と南でざっくりとみても、正直大きな傾向というのは掴めないというのが本音かな。あまり意識しすぎなくても良いと思う。

ペース傾向

 全体のペース傾向だが、基本的にはスローになりやすい。過去10年で最多はかなりのスロー以上で5度と半数を占める。次点がややスローと平均ペースで2度、ややハイが1度となる。基本的にスローペースになりやすいのが前提としてみておくのが無難かな。

 絶対的に見ると10年平均が61.7で2000mなので±0.7としてみて6度がこの範囲内に収まる。なのでこの距離にしては割と分散していないし、61.7前後でとりあえず見ておけばいいかなという感じ。もちろん3歳戦だし頭数やメンツ次第で変わってくるが、そんなにペースは上がってこないだろうと。

仕掛け・ラップ傾向

 仕掛けに関しては割と傾向としてはっきりしているかなと。過去10年で最多はL2最速で8度と大きく過半数を超えてくる。以下L3最速、L5最速がそれぞれ1度ずつ。なので基本的には本仕掛けが遅くなりやすいのが特徴として挙げられるかなと。

 ラップ的傾向としては、基本的に向こう正面地点でもペースが上がりにくいのが特徴と言える。過去10年で見てもL5地点で緑区間まで上がっているのは1度しかないし、重馬場のケースはともかく良馬場でも12秒台後半というケースが少なくないからね。基本的にゆったりした流れになる可能性の方が高いとは思うし、仕掛けも遅くなりがち。この辺は弥生賞の傾向としては顕著に出ていると思う。

脚質別傾向

 脚質的には差し馬が勝つことが多いなという印象。過去10年で6勝が差し。ただし、2~3着で見ると好位が圧倒的に多く、特に3着は7/10が好位。なので真ん中付近にいる馬で、トップスピードやギアチェンジに対応できる馬を狙っていくのが良さそうかな。

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