小倉記念 2022 レース回顧・結果

小倉記念2022のレース回顧・結果

小倉芝2000m良
1:57.4 58.9-58.5 M
12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.2 - 12.0 - 11.8 - 11.7 - 11.7 - 11.6 - 11.7

分析・総評

 ん~新潟は馬場が回復しすぎてノーチャンスだったけど、小倉は取らなあかんかったレースやな…という感想になる。ヒンドゥタイムズを拾えていたのでチャンスはあった。まあ松山の最近があまりバランスが良くないし、というのでちょっと嫌ったんだけど思ったよりも後半特化にならずにそこまで速いラップを踏まずに済んだ。この辺は大きかったかな。今回のメンツだとそこまで上がらないだろうと読んだんだけど、結果として58-58レベルの平均ペースになったし、結果的に京都記念上位組では基礎スピードが質的に苦しくなったというのが本当のところで、基礎スピードで分があるマリアエレーナがそのまま逆転できたというところだと思う。バランスの重要さがわかる一戦と言っていい。後半最速でもL2で11.6だから11秒台後半を維持するようなポテンシャルの範囲内で収まった。前半の基礎スピードと後半のポテンシャルのバランスを求められたし、こうなってしっかりと前目で流れに乗れていれば違ったというところだと思う。まあ前に行く馬がそんなに飛ばしたくない馬ばかりだったし、マリアエレーナの入り方次第だったのでその点では松山の最序盤の動向が勝敗を大きく分けたかなと、そしてそこを読めなかったと。

 ただ、土曜の2勝クラス柳川特別を考えても、マーメイドSのマリアエレーナを考えても、正直言って2着以下は低調だったと思う。マリアエレーナは5馬身差というのはこのメンツからはリアルに基礎スピード面でそれだけの差があったと考えて良いと思うが、ジェラルディーナがこの展開で3着に来れてしまうレベルという考え方の方が良いかもしれんね。

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