阪急杯 2021 過去10年ラップデータ

阪急杯2021の予想用・過去10年ラップデータ

阪急杯2021の予想用・過去10年ラップデータ

 阪急杯の過去10年ラップデータから予想、分析していく。

ペース傾向

 まずは全体のペース傾向から見ていきたい。過去10年で最多はかなりのハイ以上で5度と半数を占めるレベル。次点でややハイが3度となり、残りが平均ペースの2度。スローまで行ったことは過去10年ではないので、基本的には流れる前提で見ておいた方が良いだろう。

 絶対的な数値で見ると、良馬場だと最遅で34.4なので、先週の馬場状態で良馬場なら基本的には34前後では入ると見ておけばいいと思うし、その中で後半をどの程度でまとめてくるかでバランスが変わってくる。正直言って今の馬場で34.0で入れば後半は33秒台後半が出てきちゃうレベルなので、その辺は馬場を補正して考えたほうが良いだろう。もちろん前がやりあえば33秒台前半まで上がってくるのが阪神1400なので、メンツや枠次第では想定ペースを引き上げてというのも当然考えておくべきだろう。

仕掛け・ラップ傾向

 仕掛けの傾向も見ておきたい。過去10年で最多はL3最速のケースで7度とかなり多く、次点がL2最速の3度となる。L2で再加速の形もあるが、基本的には淡々とした流れでコーナーで速いラップを踏むケースの方が傾向的には多いとみておくべきかな。

脚質別傾向

 脚質別で見ると、ひとまずは逃げ馬の3勝が目立つようにある程度前目でというのはある。ただ、差し・追い込みも決して届かないというわけではない、という感じかな。基礎スピード勝負になるが、イメージほど前有利というほどではないので注意は必要かもしれない。

 特に今年は阪神開催が続いていて3週目になる。いつもと違って開幕週ではないのがポイントにはなるかもしれない。先週を見ると外差しもある程度利いているので、これがどう影響するかやね。

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