【※無料公開】プリンスオブウェールズステークス 2022 予想:本命05グランドグローリー
プリンスオブウェールズステークス2022の予想
アスコット芝1990m
馬場想定:良、ややタフな馬場想定
展開予想
まず昨日のクイーンアンステークス辺りを参考に馬場を見ていたけど、ある程度は速いラップは出るが、時計そのものはそこまででも無いという感じ。まあそれでも時計がかなり出にくいアスコット比較で考えれば例年よりは出易そうなのと、どうも良馬場でとなりそうかな。日本でややタフぐらい、タフ馬場が基本の本場洋芝イギリスで見ればやや軽いぐらいのイメージ。
展開予想だが5頭しかいないのでロードノースの出方次第かなと思う。スタート地点は下っているけどスウィンリーボトムを通過してからはずっと上り坂のオンパレード。意識としてはやはりペースをコントロールする方に働くかなとみている。ベイブリッジ辺りはムーアなのでポジを取って我慢の競馬になると思うし、シャフリヤールもクリスチャンなのでロードノースが前に入ってくるのを目標に壁を作りながらというところだと思う。グランドグローリーやステートオブレストは恐らく有力馬を見ながらという競馬かな。ペースは上がってこないかなと思うが、デットーリがロードノースを逃げさせてペースを引き上げるところまで持ってくる可能性も無くはない。ただ、上り坂が強烈なアスコットでそれができるかどうかやね。自分としてはスローにシフトして予想する。
予想
◎05グランドグローリー
○03シャフリヤール
▲04ステートオブレスト
ワイド:◎ー○▲
3連複:◎○▲BOX
3連単F:◎○▲BOX
◎グランドグローリー
本命はグランドグローリーにした。実は昨年ジャパンカップの単穴馬でもあるんだが、結構グランドグローリーにとっていい条件がそろっているんじゃないかなと。
まず前走のアレフランス賞がグランドグローリーっぽい形を更に先鋭化させてきた。ラップ的には11.46-10.83-11.31とかなりトップスピードの質を求められた中で好位から楽々突き抜けての圧勝だった。もともと無酸素運動的な競馬で良さが出ていたのでジャパンカップでも面白いなと思っていた一頭だが、あれから更にラップ的なインパクトを作ってきているなというのはある。
ジャパンカップでも5着と健闘したが、東京2400で62.2-58.6と超々スロー、11.6 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.5 - 12.2のラップ推移でキセキが早めの仕掛けで進めて、2番手以降はワンテンポ待ってのロングスプリントの形。これで中団馬群の中で上手くコントレイルをマークしながら直線に入ってきてジリジリと伸びて最後はシャフリヤールとの差は詰めていたんだよね。ロングスプリントでも対応してきたので自分としては強かったなという感じ。
個人的にちょっとゲートが甘い馬なのでジャパンカップも結局ドスローの中でポジション取りで中団になってしまったのも響いたと思う。アスコット比較では軽いと言ってもそれでも重めだし、シャフリヤールとの比較で見たときにこの近くで競馬ができて直線上り坂でラストまでとなったときに自分としてはグランドグローリーは届く可能性が十分あるなという判断。馬場適性の幅は広いからね。今回は馬場が良でも他と比べてある程度重い中でのスローの可能性が高いと思うし、5頭立てでペースが落ち着けば団子になるから、後半素材面で可能性を見せているグランドグローリーで思い切って勝負したい。
○シャフリヤール
対抗には応援もかねてシャフリヤールを推したい。ドバイシーマクラシックが無ければ消しても良いが、やはりあの馬場であの展開でやれたのは収穫かな。
ドバイシーマクラシックは61.99-60.48と日本式で平均に近い形から12.24-11.95-11.94-11.49-12.86と後半はL2最速。ある程度全体で有酸素運動で分散する形になりつつ直線前半最速での一足勝負で2列目内で我慢させながら直線で外に出してしっかりと食らいついて先頭列からL1でオーソリティを捕えてユビアーの強襲をクビ差で振り切った。時計的にもそこまで出にくい馬場状態だったし、そのなかで有酸素運動を強めに求められてやれたのは収穫だったと。
もともと超高速馬場巧者ではあったが、毎日杯でも45.9-46.3と平均で流れた中で好位で対応して直線しっかりと抜け出してグレートマジシャンとの叩き合いで押し切ったし、3着プログノーシスとハイレベルな中での基礎スピード戦に対応できていたから基礎スピードそのものは内包していると。
逆に言えば後半特化ではジャパンカップでも不利があったとはいえオーソリティに先着を許しているぐらい。なので自分としては多分本質的には中距離ぐらいが合っている馬の可能性が高いかなと。ダービーだけちょっと特殊なので判断が難しいが、基礎スピード面といった有酸素運動の要素は案外問題ないので、後は極端なドスローにならなければというイメージで見ている。
▲ステートオブレスト
これが結構面白いかなと。ガネー賞が個人的には気になったかな。
パリロンシャンの2100m戦稍重。1100通過が69.96で1000に概算して大体63.6だし後半は58.58で、日本式だと62.6-58.6で超超スローになる。ラップ的にも24.08-11.60-11.20-11.70という感じで加速する中で中団外から正攻法でしっかりと捕え切った。ここの上位がミシュリフやアダイヤー相手に英チャンを勝ったシリウェイとかになるし、結構強敵だったかなと。
前走のタタソールズゴールドカップはラップが無いので何とも言えんが、外からジリジリとラストまでという感じで悪くはなかった。結構後半型のイメージが強いし小頭数でペースが落ちてという競馬は合うと思うので単穴で狙って見たい。
その他の馬
ロードノースは基礎スピードをかなり高いレベルで依存している前半型の印象で、前走のタタソールズゴールドカップでステートオブレストに完敗の4着ならここは嫌っていいかなと思う。ただ、フランキーがペースを引き上げての逃げで前半型の要素を強めに求められれば?というのはある。今回はスロー想定でフランキーもさすがにアスコットでそこまで強気のレースメイクは出来ないだろうという読み。
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