皐月賞 2020 レース回顧・結果
皐月賞2020のレース回顧・結果
中山芝内2000m稍
2:00.7 59.8-60.9 H^1
12.2 - 11.3 - 12.1 - 11.8 - 12.4 - 12.9 - 12.2 - 11.9 - 11.8 - 12.1
展開分析・総評
今回の条件で一番強い競馬をしたのはサリオスだと思う。まあコントレイルはダービー向きだとは思うし、ここは前半の基礎スピードをかなり問われたからね。サリオスはマイル~中距離では一枚上かもしれんね。かわいそうな展開になっても自力でここまで伸びてきたのは凄いわ。コントレイルは結果的にちょうどいい位置に行って3角から動くのが正解だったパターン。まあそれでも以前の福永なら我慢して内を探ろうとして後手を踏んでいた可能性もあったと思うし、ここで馬をしっかりと信じて動くべきタイミングを見逃さなかったのは個人的には好騎乗だと思う。腕を疑って申し訳ない。
噛み合わない時は本当に噛み合わんなというのを痛感させられるレースになった。本命撃沈しすぎて…まず前半のペースで59.8ってのは想定より速い。正直この時点でヴェルトライゼンデの先行は質的に難しいのは仕方ない。ただそこで馬群の中に突っ込んでから向こう正面終盤、3角手前で12.9と前が急激に緩んじゃったのよね。ここで前半無理せず外から勢いに乗せて入っていけた馬の方がスムーズに運ぶことができたと。押し上げるタイミングがここだっただけに、そこで動けない位置に入ってしまったのが致命的だったと思う。後は馬場もね。前半がもう少しゆったり目から向こう正面以降で徐々にという加速するイメージだったんだがこうなると3角手前で内目で我慢させられていた馬はブレーキしながら3~4角で動く必要が出てくると。もう少し前半から意識が落ちると思ったんだけど、康太も引っ張るなら引っ張るで攻め切ればいいものの下手に緩めるからトリッキーな流れになってしまっている。基礎スピードを思った以上に問われているので、その点で前の馬はある程度マイラー色が強くないとという感じはあったかな。ウインカーネリアンだけはちょっとよく分からん。
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