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【FLUX.1】Japanese=アニメ調を回避する【ネガティブプロンプト】

はじめに

前回、FLUX.1で日本関連のキーワードを入れてしまうと、もれなくアニメ調になってしまうという記事を書きました。

回避する方法として、H.Kutsunaさんから、schnell-dev-merged-fp8 マージ・モデルを利用するというアイデアを教えていただきました。

他にも、ネガティブ・プロンプトを利用する方法もありましたので紹介します。

基本的にFLUX.1はネガティブ・プロンプトは利用しない設計になっています。おそらく、余計なコンストレイントをかけると品質を損なうという設計思想があるからだと思います。

しかし、(そもそも出来なければ意味がなく)背に腹は変えられないので、ネガティブ・プロンプトがあった方が便利です。

有志の方が様々なネガティブ・プロンプト手法を公開されています。下記ノードを利用させてもらいました。

ただし、チェックポイントはNF4版に差し替え

12step + 12step = 24stepに変更しています。(収束が悪かったため)

プロンプトは、

photo style, Japanese high school 18 yo young woman in a sailor uniform, eating ramen, photo taken by CANON EOS.

ネガティブ・プロンプトは

anime, drawing, cartoon, illustration, sketch,

としました。

結果

品質は良いとは言えませんが、アニメ調ではありません。

これらをSD1.5で仕上げると、

SD1.5 img2img 仕上げ

まとめ

量子化軽量モデルであることも影響しているのでしょうが、スタイルを無理やり指定すると品質が一気に低下してしまいます。しかし、画質が悪くとも構図がしっかりしていれば、その後のポスト処理(SD1.5仕上げ)で何とでもなります。

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