【Flux.1】Flux.1時代のローカルAI画像生成②【SD1.5】
下記事のつづきです。
※ 自動化としてComfyUIを利用していますが、webUIでも手作業で同じことが可能です。
ローカルFlux.1の場合、fp8版やnf4版等の軽量版を利用するのが現実的な選択ですが、この軽量版を利用すると、(dev版であれば)最上位のPro版と比べて全体的な構図は遜色なくても、拡大すると生成解像度に見合った解像感でない事が多いです。
前回のやり方だと、768x1024のFlux.1で生成した画像をそのままSD1.5のimg2imgを利用したアップスケールにかけていましたが、少し工夫をします。
AIアップスケールでは一般的なやり方ですが、少し縮小してからアップスケールします。
アップスケーラは4xNomos8kHAT-L_otf.pthを利用します。精細な画像に対して高品質な結果を出しますが、処理時間が長いモデルです。しかしサイズが小さいのですぐに終わります。
※ 前回は4x_NMKD-Superscale-SP_178000_G.pthを利用しています。ノイズを増幅する傾向の強いモデルです
※ 紹介したアップスケーラも含めて下記サイトより入手できます。ComfyUIの「models\upscale_models」フォルダにコピーするだけです。
最後にUltimate SD Upscaleを利用しますが、ここではのっぺりし過ぎないように、前回と同じ4x_NMKD-Superscale-SP_178000_G.pthを利用します。
さらに、4xNomos8kHAT-LやSD1.5はコントラストに弱いので、処理前に少しブーストしておきます。ContrastとSaturationを気持ち程度に上げています。
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