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【ImageFX】ImageFXの画像を高画質化実験【Flux1&SD1.5】

はじめに

日本的な画像生成が得意なImageFXで生成した画像を、下記手法で高画質化したものです。

※ ただし最初のFlux1のimg2imgプロンプトはLLMのVisionモデル(llava-llama3)任せにしたものになります。つまり、ImageFX→Flux1→SD1.5→Flux1→SD1.5の順でimg2imgを実行しています。プロンプトはImageFX生成にしか入力していません。

結果

一番左がImageFX生成の入力画像です
Prompt: photo of Japanese collage woman wearing idol costume in a stage, in a heavy rain day
オリジナルの濡れ表現が無くなってしまったのは残念です。すべてのプロンプトに適用されるkeywordsに「wet skin」などを追加で入れた方が良かったかもしれません。
Prompt: photo of Japanese collage woman wearing idol costume in a stage, in a heavy rain day
雨がやんでしまいました
prompt: photo of Japanese collage woman wearing sailor uniform in a Japanese shrine, stone stair, in a heavy rain day
雨がやんでしまいました…
prompt: photo of Japanese collage woman wearing sailor uniform in a Japanese shrine

まとめ

現状で日本的な構図を「簡単に」生成できるのはImageFXしかありません。さすがGoogleフォトの強みといったところでしょうか。

交互にimg2img生成する強みは、最初の画像が何であれ上手く修正してくれる事です。失敗したSD1.5生成の画像でも、(denoising strengthを強くする必要がありますが)イタレーションプロセス中に手や背景などのバグを修正します。しかし、ImageFXは最初からかなりのクオリティなので、画質を上げるだけなら、通常のアップスケール作業だけで良かったかもしれません。

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