ドラクエビルダーズ1 マイラ・ガライヤ編 筋肉と温泉とアネゴ
ドラクエビルダーズ1、相変わらず楽しすぎて時間を忘れて没頭しています。
気が付いたらスイッチのバッテリー警告が出て、あわてて充電。これって楽しいゲームだという何よりの証拠です。
■あらくれ筋肉男たちと温泉街という設定が最高
1章ではメルキド、2章ではリムルダール、この2つの街では基本的に女の子の願いを叶えていく物語でした。かわいい女の子に街を発展させてくれと頼まれて、頑張らない人はいないでしょう。
3章からは、これが雄汁したたる筋肉の男たちからの願いに変わります。
「街のリーダー的存在のアネゴを救出してくれ」
「温泉を作り直してくれ」
筋トレのためにダンベルを作ったりもします。
「喜んで!」と請け負っていた2章までと違って「仕方ねえなあ」という感じ。
基本的にすっとぼけた住人が多いので、笑いの要素も増えてきます。
ビルダーをボディービルダーと勘違いしていたり・・・
戦闘に遭遇するたびに仮病を使って戦わなかったり・・・
筋肉ぱふぱふをしようとしてきたり・・・
そういう憎めないキャラたちが登場してきて、2章までとは違ったキャラに対する愛着が湧いてきます。いわゆるドラクエ感を堪能できます。
ドラクエ1に出てくるマイラの街は、「妖精の笛」を手にいれるためだけに存在するような地味な場所でした。確か温泉から南に4歩のところを調べると「妖精の笛」を手に入れられる。それ以外はほとんど記憶にありません。
そのドラクエ1から30年。「温泉がある街」という設定を、よくここまで広げてくれたなと感謝の気持ちしかありません。
温泉に集う筋肉たち。その設定が3章をめちゃくちゃ愉快な物語にしています。
■雑魚と呼ぶのをためらうほど敵が強すぎる
あらくれ筋肉男が登場するのもちゃんと理由があります。3章から敵がめちゃくちゃ強くなるので、今までどおり1人では戦えなくなります。
そこで筋肉男たちを引き連れて冒険をする必要性が出てくる。ストーリーに全く無駄がない。よく練られているなあと感心します。
ドラクエビルダーズはブロックでモノを作るゲームなのですが、ストーリーモードの難易度はかなり高いです。とにかく雑魚キャラが強すぎるのです。
3章ではよろいのきし、まどうし、メタルハンター、イエティー、ホークマンこの辺りの敵たちに何度も全滅されられました。そして夜間に襲撃してくるゴースト。相変わらず厄介な奴で、ゲームの中とはいえども本当に夜がくるのが恐ろしいです。
■街を囲ってからが本当のスタート
まじんのハンマーを手に入れ、魔物にも壊されない硬度の建材「魔城の壁」を壊せるようになりました。拠点の近くの砦の一部を破壊し、さっそく外周を囲みました。こういう時の素材集めがめっちゃ楽しい。
外壁を作ると一気にモチベーションが上がります。作った街を魔物に破壊されなくなるので、ここからが街づくりの本番です。
自分好みに街を発展させながら、ボスキャラを討伐していく。もちろんどちらを進めてもいい。この自由さがこのゲームの最大の魅力です。
はやくビルダーズ2をプレイしたい気持ちもあるのでクリアを急いでも良いのですが、なんかゆっくりと進めたくなるんですよ。
プレイ時間はもう50時間を超えていますが、まだまだ十分に遊べます。