DQ11 希望の旅芸人編スタート
ネタバレありにつき、未プレイの方はご注意ください。
DQ11sの追加ストーリーに突入しました。
リメイク等での追加ストーリーはクリア後に追加されるのが一般的ですが、DQ11sは違います。クリア後ではなく、大樹崩壊前と大樹崩壊後の間に挿入するという形を取っています。
僕はDQ11そのものが初見プレイなのでこの流れしか知りませんが、すでにPS4版をクリアしていた人が改めてこの追加ストーリーをプレイした場合は、どんな印象を持つのかも気になるところです。
ここの追加部分は余計だと思うのか、それともなければならないストーリーなのか。
バラバラになった仲間たちがそれぞれの冒険を経て再び勇者の元へ集結する。ただそれだけで胸熱な展開だということは間違いないです。
■アリスの愛の平手打ち
世界中の人々を笑顔にしたい。
その旅の動機が素敵すぎて一気に大好きになってしまったシルビア姉さん。
大樹崩壊、魔王ウルノーガ生誕後の暗い世界はまさに彼のようなポジティブな人が必要な世界。ウイルスで人々が暗い気持ちになっている今の世界の状況と重ねることができますね。
アリスちゃん、アタシ不安で仕方ないの。
助かったのはアタシだけで
みんなはもう いないんじゃないかって・・・
底抜けに明るいシルビア。ウルノーガ誕生とパーティーの分散はそんな彼も落ち込むほどの重大な出来事でした。そんな彼のピンチを救ったのは船のかじ取りを担当しているアリスちゃんでした。
ねえさん。失礼するでがす・・・。
ドゴーンという音でしたが、おそらくビンタでしょう。あの太い腕から繰り出されるからには、とてつもなく重い一撃だったのでしょう。
あの人たちは!ねえさんの仲間は!
魔王なんかにやられちまうような
ヤワな人たちなんでげすか!?
・・・皆さんを信じてやれるのは
一緒に旅をして世界のために戦ってきた
シルビアねえさんだけなんでがすよ!
まさかの愛の平手打ち。ピンクの荒くれマスクにピンクのタイツ。ただものではないと思っていましたが、やはり熱い男でしたね。
今時ビンタで目を覚ます人なんていないと思っていましたがここにいました。
追加ストーリー、序盤から強烈です。開始わずか3分で熱い友情物語の虜になりました。
・・・こんな暗い世界だからこそ
アタシたちにしかできないことが
きっと何かあるはずよ!
やっぱりシルビア姉さん素敵。
自分にしかできないことを愚直に実行する行動力。現時点で正体はわかりませんが、今まで同様彼から目が離せません。
大樹崩壊からのこの流れ、最高です。
■そして人助けの旅へ
ダーハルーネの盗賊たちを懲らしめた後のセリフも良かった。
親分ちゃんもこわいカオはやめなさいな。
お腹がいっぱいになったら
忘れてしまった笑顔を思いだしてみて。
シルビアらしさに溢れた優しい言葉で大好きです。
それにしてもホムラの里出身のイッテツさん。頑固そうなのは名前から伝わってきますが、苦労をかけた母にすずらんの花を渡すという古風で繊細な一面を持ち合わせています。
母のことをおっかさんと呼ぶ辺り、名前も含めて昭和感がにじみ出ています。鍛冶職人という職業も彼の人柄を表しています。
ちなみにすずらんの花言葉を調べてみると、Return of Happiness(再び幸せが訪れる)とのことです。設定の全てが完璧すぎますね。
小さな人助けが集まればいつか世界を救える。それが今の自分にできること。
再びシルビアの冒険が始まります。
盗賊一味を仲間に迎え、ダーハルーネを出発。ダーハラ湿原を抜けてサマディーへ向かいます。
まさかのアリスちゃんの戦闘参加。華麗なキックやチョップそして掛け声も勇ましい。今この旅が楽しくて仕方ないです。
シルビアって多分ドラクエ11をプレイした人みんなから愛されているキャラだと思います。人それぞれその理由は違うと思いますが、僕の場合は自分にない要素を持っている人だからです。
底抜けに明るい彼の存在が癒しにもなっているし、希望にもなっています。
まさに希望の旅芸人ですね。