ゴットマン比について思うこと
既にご存知の方はすみません。おさらいだと思って読んでください。
これ以上言うと人間関係が悪くなるポジティブ言葉とネガティブ言葉の割合。
アメリカのゴットマン教授が調べたので、ゴットマン比・ゴットマン率と呼ばれています。ゴットマンさんが気になる方はネットで検索してみてください。
その割合は以下のとおりです。
・親子 3:1
・上司と部下 4:1
・夫婦・恋人 5:1
・友人 8:1
この動画で紹介されてたのが知ったきっかけです。
・スポーツクラブのコーチと教え子 10:1
・お店のスタッフとお客 20:1
・配偶者の母親 1000:1
というデータもあります。
一番許してくれる親子ですら、1回ネガティブな事を言ったら、それを打ち消すために3回ポジティブな言葉を発する必要がある。もうこの時点でかなり厳しいですよね。
恋人や夫婦が5:1 、友達が8:1、1回ネガティブなこと言ったら打ち消すのは不可能です。
社会に出たら、この人ネガティブだなって思う事が決して少なくないと思います。その人は確実にこの割合以上のネガティブを吐き出しているのでしょう。
ほとんどの場合、1回ネガティブな事を言ったら、もう修復は不可能だと思った方がいいです。ゴットマン比からはそんな現実が見えてきます。初めてこの比率を見た時、非常に的確だなと感じました。
このゴットマン比を知ってから、今まで以上にネガティヴ発言を止めるよう気をつけてきました。それでもつい言ってしまっている事があります。
ネガティブ発言は強烈に自分の首を締める行為です。
相手との良好な人間関係を一瞬で終わらせる愚行です。
日々生活していれば誰しも、辛い事、悔しい事、悲しい事、腹の立つ事たくさんあると思います。もし可能ならそれが生まれない環境に身を置いてほしい。それができない場合は、自分なりの感情の処理方法を身につけてほしい。
ネガティブな発言をゼロすることは不可能だと思いますが、限りなくゼロに近づける努力はできるはず。それで幸せになれる人が大勢います。
吐き出しても誰も幸せになりません。
・親子 3:1
・上司と部下 4:1
・夫婦・恋人 5:1
・友人 8:1
1回ネガティブなことを言ったら、それを打ち消すためにポジティブなことを8回言う必要がある。それだけでも覚えてもらえると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
アイキャッチの画像はダーヤマさんの素材を借りて作っています。
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