ドラクエビルダーズ1 メルキド編のボス、ゴーレムが強すぎる
ドラクエビルダーズ1の第1章メルキド編、5日かけてようやくクリアしました。
作った街は最後にゴーレムに破壊されるとあらかじめ知っていたし、次の章に進んでしまうと意味がなくなるとわかっていてもつい建物を作り込んでしまうところがこのゲームの最大の魅力です。
自分が作った街とそこに住んでいる住人に感情移入してしまっているので、壊れた街をそのままにして次の章へ進むことができないんです。
最初に街に移住してくれたピリンちゃんがひたむきで超いい子。
彼女のためにこの街を復興させたといっても言い過ぎではないほど、魅力的なキャラクターでした。
この先はネタバレを含みますので、今後プレイ予定の方はご注意ください。
■守り神ゴーレムの暴走の理由が切ない
メルキドの街を滅ぼしたのはゴーレムで、それはメルキドの街を守るためということが最終的に明らかになります。
その理由は、街の人間同士が醜い争いを始めたから。
今、世界中で起きていることを思えば、人間の傲慢が原因で街が滅ぼされるのも止むを得ないと思ってしまいます。
破壊された街の中で最後の宴が開催され、その次の朝、主人公は後ろ髪を引かれながらも次の街の復興のために旅立つ。かっこよかったな。
セーブデータは章ごとに別々になっているので、次の章へ行かずメルキドを思う存分作り込むことも可能な親切な設定。木が1本も生えていない殺風景なまま、次の街へ旅立つことになってしまったので、ストーリー全部クリアしたら絶対に良い街にしてあげたい。そう思える住人たちでした。
■ゴーレム史上最強のゴーレム
ドラクエの初期を支えた重要モンスター、ゴーレム。
ドラクエ1で初登場した時は、城塞都市を守っていて倒さないと街に入ることはできないという中ボス的な位置付けでした。妖精の笛というアイテムを使えば眠ってしまうため、そんなに強いキャラではありません。
ドラクエビルダーズ1のゴーレムはそんなに甘くなかった。
メインの武器の剣で全くダメージが通らず、特定の攻撃方法でしたダメージをあたえられません。アクションゲームが下手なのもあって、何回もやられました。
1 街の外から街に向けて、岩を投げてくる。
2 それをメルキドシールドというアイテムで防ぐ。
3 突進してくるゴーレムを、さらにメルキドシールドで防ぐ。
4 目を回したゴーレムの足元に、爆弾を仕掛ける。
足元の判定が厳しく、ここが鬼門。しかもまだこの時点ではダメージは入りません。
5 うつむいたゴーレムにさらに爆弾を仕掛ける。
ここでようやくダメージが入ります。
街の周りを全力疾走しなければいけないボス戦。これは紛れもないアクションゲームだとようやく気づきます。しかもこれを3回繰り返さないと倒せません。
最初はゴーレムだけですが、途中からはおおきづちも襲ってきます。ゲーム初見の女性プレイヤーなどはここで脱落してしまうレベルの難しさ。
のほほんとブロックを積み上げていくゲームではありません。ライトユーザーにとってかなり難易度が高めに設定されているアクションRPGだと痛感しました。
間違いなくドラクエ史上最強のゴーレムです。
■2章を進めるべきか、それとも1章をやりこむべきか
1章クリアの時に表示されるステージリザルトの中のやりこみ要素として設定されている5つのチャレンジミッション。
・アイテムを150種類以上手に入れる
・キャンプレベルを5にする
・3体のドラゴンをたおす
・「メルキドガーデン」を完成させる
・おおきづちの墓を完成させる
「アイテム150種集める」しか達成できませんでした。
キャンプレベルとおおきづちの墓は達成できそうですが、ドラゴンなんて1匹も倒してない。そしてメルキドガーデンって何?
2章を進めるか、それとも1章をやりこむか。
しかもフリービルドモードも解放されている・・・
このゲーム、あと100時間は間違いなく遊べます。
同時購入したドラクエビルダーズ2をプレイする日はやってくるのか心配になってきました。ドラクエビルダーズ1にもクリアという概念はありますが、その気になれば一生遊び続けることのできるゲームです。