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FXのスキャルピングで必須のテクニカル指標は?最強のスキャ手法も解説
短い時間で売買を繰り返して利益を積み重ねるスキャルピング。
瞬時に相場の分析を行うためインジケーターの使用が必須です。
ただ、インジケーターの種類はたくさんあるため、スキャルピングをする際にどんなインジケーターを使えば良いかわからない方も多いはずです。
この記事ではFXスキャルピングと相性が良いテクニカル指標(テクニカルインジケーター)をご紹介します。
インジケーターの組み合わせ方やトレード手法についても詳しく解説するので参考にしてください。
また、筆者が厳選した無料のMT4・MT5専用インジケーターについては、以下の記事で詳しく解説しています。
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1|移動平均線
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移動平均線とは、一定期間の平均価格を折れ線グラフ化したトレンド系のインジケーターです。
テクニカル分析をするどの投資でも使われる最もポピュラーな指標の1つとなっています。
例えば、移動平均線の期間を10に設定したら、現在足を含む10日分の平均価格を計算します。そして、その平均価格を線で結べば移動平均線が形成されます。
主な使い方としては、パーフェクトオーダー(PO)、グランビルの法則、MA乖離率、ゴールデンクロス・デッドクロスなどが有名です。
さらに、1本の移動平均線だけではなく、期間を変更させて複数の移動平均線を組み合わせて使うことも多々あります。
移動平均線のトレード手法
前述した通り、移動平均線は使い方がたくさんありますが、今回はスキャルピングで使うことを前提としているので、MA乖離率を使った逆張りトレードを紹介します。
MA乖離率とは、現在値が移動平均線とどれくらい離れているかを見る指標です。
移動平均線に対して価格が離れすぎた(乖離した)場合は、上下に行き過ぎた状態であり、移動平均線の価格に戻ろうとするという考えに基づいた手法です。
この考え方を利用して、乖離を起こした時に逆張りでトレードしていきます。
移動平均線の期間は75で設定してください。
下落して、移動平均線から大きく乖離したら、逆張りで買いエントリーをします。
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一方、上昇して、移動平均線から大きく乖離したら、逆張りで売りエントリーをします。
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これはどの時間足でも共通するので、スキャルピングでやる場合は1分足や5分足に表示して使用してください。
2|ボリンジャーバンド
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ボリンジャーバンドとは、標準偏差を用いたテクニカル分析手法で、バンドの中に収まる確率を統計学から分析するトレンド系のインジケーターです。
逆張り・順張りどちらの手法にも使えて、かつ、相場の環境認識にも使えるという点がボリンジャーバンドの魅力の1つです。
バンドの中に収まる確率は以下の通り。
±1σに収まる確率:68.26%
±2σに収まる確率:95.44%
±3σに収まる確率:99.73%
この確率を使い、逆張りで使用するのが最も一般的な使い方です。
それに加えて、バンドウォーク、スクイーズ、エクスパンションからトレンドの発生を予測し、順張りで使うこともあります。
短期的取引ではバンド内に収まる確率を狙って逆張り取引を使い、中長期的な取引では、トレンドの強さに応じた順張り取引を使うことが有効です。
バンドウォークやスクイーズなどの単語は次の章で詳しく解説しますのでそちらを参考にしてください。
ボリンジャーバンドのトレード手法
ボリンジャーバンドは逆張り・順張りどちらの手法にも使えますが、スキャルピングで使うなら逆張りでの使い方が有効です。
移動平均線の乖離と基本的な考え方は同じで、±3σに到達するということは、上下にいき過ぎた状態であり、バンドの中に収まろうとする考えに基づいた手法です。
ボリンジャーバンドの設定は以下の通り。
期間:20
標準偏差:±3σ
ボリンジャーバンドの-3σに到達したら、買いエントリーをします。
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一方、ボリンジャーバンドの+3σに到達したら、売りエントリーをします。
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移動平均線の乖離よりもエントリータイミングが明確で、視覚的にもわかりやすいので、おすすめの手法です。
3|RSI
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RSIとは、「Relative Strength Index(相対力指数)」の略で、相場の買われすぎ、売られすぎを判断するオシレーター系のインジケーターです。
一定期間の上げ幅と下げ幅をもとに計算されております。
RSIは、0〜100の中で推移して、100に近いほど買われすぎ水準、0に近いほど売られすぎ水準にあるという判断ができます。
一般的にRSIは以下のように使われることが多いです。
RSIが70以上:買われすぎ
RSIが30以下:売られすぎ
RSIが買われすぎの水準を満たすと売られやすくなり、逆に、RSIが売られすぎの水準を満たすと買われやすくなります。
この考え方を利用して、RSIは逆張りトレードでよく使われるインジケーターです。
RSIのトレード手法
スキャルピングでRSIを使うなら逆張りを狙います。
RSIを使った逆張りはかなりシンプルなので、初心者でも使いこなすことが可能です。
RSIの設定は以下の通り。
期間:14
レベル表示:30と70
スキャルピングなら大きな値幅を取る必要がないので、トレンド相場ではなくレンジ相場を狙っていきます。
RSIが30以下で買いエントリー、RSIが70以上で売りエントリーをします。
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上図を見てもわかるように、レンジ相場を狙っていけばチャンスが多いです。
スキャルピングで短時間の売買を繰り返す手法なので、忙しい人にもおすすめの手法です。
4|MACD
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MACDとは、移動平均収束拡散手法と呼ばれ、短期の移動平均線と中期の移動平均線を用いて、相場の買われすぎ・売られすぎを判断するオシレーター系のインジケーターです。
また、移動平均線もSMAではなく、EMAを使っており、直近の価格の比重が高くなるので、短期トレードに向いていると言われております。
MACDは、基本となる線とシグナルの2種類の線の推移で分析をします。
一般的にMACDは以下のように使われることが多いです。
MACDがシグナルを下から上に抜ける
買いシグナルMACDがシグナルを上から下に抜ける
売りシグナル
移動平均線を使っているため、ゴールデンクロス・デッドクロスを使うことが一般的です。
MACDのトレード手法
MACDはオシレーター系のテクニカル指標ですが、RSIのように買われすぎ・売られすぎを判断するものではありません。
移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスのような使い方をしていきます。
ゴールデンクロス
短期MAが長期MAを下から上に抜けるデッドクロス
短期MAが長期MAを上から下に抜ける
MACDの設定は以下の通り。
短期EMA:12
長期EMA:26
シグナル:9
MACDのゴールデンクロス・デッドクロスも、RSI同様、レンジ相場を狙っていきます。
ちなみに、赤線がMACDで、白のグラフのようなものがシグナルです。
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MACD線がシグナル線を下から上に抜けるゴールデンクロスで買いエントリーをします。
一方、MACD線がシグナル線を上から下に抜けるデッドクロスで売りエントリーをします。
移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスはトレンドの初動を狙うため、エントリーチャンスが少ないですが、MACDはレンジ相場を狙うので、チャンスが多くなります。
5|一目均衡表
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一目均衡表とは、日本の投資家である細田悟一(ペンネーム:一目山人)が開発したトレンド系のインジケーターです。
多くのインジケーターは海外の投資家が開発したものですが、この一目均衡表は数少ない日本人が開発したインジケーターになります。
一般的なテクニカル指標とは異なり、一目均衡表は”時間”を軸に分析をすることが大きな特徴です。
現在足の時間軸だけではなく、過去の時間軸に遡って計算する新しいインジケーターです。
一目均衡表のトレード手法
一目均衡表は、5つの指標を見て分析するため、使い方がかなり複雑です。
ただ、今回紹介するトレード手法はかなりシンプルなので、初心者の方でも再現できます。
一目均衡表の雲を活用するため、一目均衡表を設定する際は、「雲(上昇)」と「雲(下降)」を残して、他のカラーを「None」にしてください。
ローソク足が雲の中から下に抜けたら売りエントリーをします。
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一方、ローソク足が雲の中から上に抜けたら買いエントリーをします。
他の指標を組み合わせるとかなり複雑ですが、雲だけを使えば分析が簡単で、根拠も強くなるのでおすすめです。
6|ストキャスティクス
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ストキャスティクスとは、一定期間の高値と安値を活用して買われすぎ・売られすぎを判断するオシレーター系のインジケーターです。
RSIやMACDなど、他のインジケーターは終値をもとに計算することが一般的ですが、ストキャスティクスは高値・安値を元に計算しています。
そのため、より値動きに敏感に反応できるというメリットがあり、スキャルピングなど、短期取引に向いています。
ストキャスティクスにはメイン線とシグナル線の2つがありますが、それぞれを組み合わせて使用する場合やメイン線だけで使う場合もあります。
RSI同様、0〜100の中で推移して、100に近いほど買われすぎ水準、0に近いほど売られすぎ水準にあるという判断ができます。
一般的にストキャスティクスは以下のように使われることが多いです。
ストキャスティクスのメインが80以上
買われすぎストキャスティクスのメインが20以下
売られすぎ
この考え方を利用して、ストキャスティクスは逆張りトレードでよく使われるインジケーターです。
ストキャスティクスのトレード手法
ストキャスティクスは前述した通り、高値・安値を下に計算していることから、スキャルピングに向いているインジケーターの1つです。
決済に関しても、1分〜5分程度を目安に利確・損切りを行います。
ストキャスティクスの設定は以下の通り。
%K期間:5
%D期間:3
スローイング:3
レベル表示:80と20
ストキャスティクスのメインとシグナルが共に20以下で、ゴールデンクロスが発生した時に買いエントリーをします。
ストキャスティクスのメインとシグナルが共に80以上で、デッドクロスが発生した時に売りエントリーをします。
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1回のトレードで大きな利益を狙うというよりは、勝率重視で小さな利益を積み重ねていくスタイルの方が有効です。
7|ADX
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ADXとは、Average Directional Movement Index(平均方向性指数)の略で、トレンドの方向性や強さを測定するトレンド系のインジケーターです。
0〜100で推移しており、その中で、ADX線と2つの方向性指数(+DIと-DI)が表示されています。
ADX線
主にトレンドの方向性を示す+DI線
上昇トレンドの強度を示す-DI線
下降トレンドの強度を示す
上記の3本線から、トレンドの方向性・強度を分析して、順張りトレードとしてよく使われています。
ただ、ADX単体で使うと、明確にエントリーポイントを言語化することが難しいので、他のトレンド系インジケーターと組み合わせると、さらに力を発揮します。
ADXのトレード手法
ADXは、トレンド系のインジケーターでは珍しい、トレンドの強さを数値化しているテクニカル指標です。
そのため、順張りトレードの経験が浅い方でも再現性が高いトレード手法です。
ADXの数値をもとに以下のように相場を判断します。
ADXが40を超える数値
強いトレンドを形成ADXが20を下回る数値
トレンドが弱い、もしくはレンジを形成
ADX線が40を超えていて、かつ、+DIが-DIの上にあるときに買いエントリーをします。
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一方、ADX線が40を超えていて、かつ、-DIが+DIの上にある時に売りエントリーをします。
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+DIと-DIの区別を間違えると逆方向にエントリーしてしまうので、設定時に色を区別しておきましょう。
8|トレンドライン
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トレンドラインとは、トレンドに従ってチャート上に斜めに引くラインです。
インジケーターではないですが、ラインは有効なテクニカル指標です。
トレンドラインは、トレンドの方向性、トレンドの強さを判断するために使い、スキャルピングトレードでも人気があります。
トレンドラインのトレード手法
トレンドラインを使ったスキャルピングトレードは逆張りで狙うのが一般的です。
上昇トレンドなら買い圧力が強いのでサポートラインを引き、下降トレンドなら売り圧力が強いのでレジスタンスラインを引きます。
上昇トレンド時に、サポートラインにタッチしたら買いエントリーをします。
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下降トレンド時に、レジスタンスラインにタッチしたら売りエントリーをします。
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ちなみに、レジスタンスラインとサポートラインをそれぞれ引いて、上下どちらも逆張りでエントリーすることもできます。
しかし、トレンド方向に対して逆張りをするのは確実性に欠けるので、トレンド方向に絞ってトレードすることをおすすめします。
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