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積立FXのメリット・デメリットとは?利益をシミュレーションやってみた結果

FXの積立投資とは、FXの仕組みを利用して外貨を買い続ける手法です。
通常取引よりも危険性が低く、低リスクで運用できるのが特徴です。

積立のメリットを活かすことができれば、初心者の方でも長期的に利益を上げられます。
しかし、FX積立はどんな人が向いていて、どのくらい利益が期待できるのかわからない人も多いでしょう。

この記事では、FX積立のメリット・デメリット、向いている人をご紹介します。
儲からないというイメージがある「FX積立」の利益シミュレーションをしてみた結果も併せて解説しますので、ぜひ参考にしてください。


FXの積立とは

FXの積立とは、「FXの仕組み」を利用して外貨を買い続ける手法です。
FXの取引というと危険なイメージがあるかもしれませんが、FXの積立は通常の取引よりもリスクが抑えられます。

積立は、期間をあけながら定期的に買っていくので、長期的な投資戦略と言えます。

FXを活用した積立では、ロット数やレバレッジを最小限に抑えて取引するため、損失の最小化が可能です。
短期的な相場分析の知識が不要なので、時間がない人や初心者にもおすすめです。

ちなみにFXで積立を行う場合、強制ロスカットにおる追証の支払いのリスクがあります。
しかし、当ブログおすすめのXMでは、ゼロカットシステムがあるため、自己資金以上の損失を出しても追証にはなりません。
できるだけ低リスクで積立をしたい人は、ぜひXMを使ってみてください。

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FX積立と通常取引の利益の出方の違い

FX積立と通常取引では利益の出方に違いがあります。
ここでは、FX積立と通常取引の利益の出方の違いをご紹介します。

  1. FX積立は下落相場で利益を出せない

  2. FX積立は細かい値動きを気にせず取引できる

利益の出方の違いを理解して、自分に合った投資手法を見つけていきましょう。

FX積立は下落相場で利益を出せない

FXの通常取引では「買い」と「売り」どちらの注文にも対応しています。
そのため、上昇相場だけでなく、下落相場でも利益を出すことが可能です。

一方、FX積立では「買い注文」をすることが前提なので、下落相場で利益を出すことができません。
そのため、積立FXは通常取引に比べて利益を出すチャンスが少なくなってしまいます。

FX積立は細かい値動きを気にせず取引できる

通常取引では、値動きに気を配らなくてはいけません。
そのため、相場分析の知識や経験がない人が利益を出すのは、かなり難しいです。

一方、FX積立では、少額の取引を定期的に行い、ポジションを徐々に増やしていきます。
長期的な目線で積立を行うので、毎日の細かい値動きを気にせずに取引することが可能です。

一定の金額を積み立てることで、損失を最小限に抑えつつ、長期的な資産形成ができます。

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FXで積立をするメリット

ここでは、FXで積立をするメリットをご紹介します。
主なメリットは以下の4つです。

  1. 手間がかからない

  2. 外貨預金よりも資金効率が良い

  3. レバレッジをかけることができる

  4. スワップポイントによる利益が期待できる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

手間がかからない

FX積立は、通常のFX取引に比べて手間がかかりません。

通常のFX取引の場合、エントリーや決済のタイミングを自分で判断する必要があります。
そのため、常に為替相場やニュースのチェックも不可欠です。

一方FXの積立なら、最初に購入の設定をしてしまえば、後は放置しておくだけで自動で積立が行われます。
通常の取引に比べて手間がかからないので、忙しくて相場を見る時間がない人でも始めやすいのが特徴です。

外貨預金よりも資金効率が良い

FXの積立は「外国の通貨を日本円で買う投資」なので、外貨預金と似ています。
外貨預金とは、日本円を外国通貨に換えて預けることです。

外貨預金では基本的に一度にまとまった金額を預けます。
この方法では、為替レートの変動による影響を受けやすく、高値で買い付けてしまうと元本が減ってしまうリスクが高いです。

一方、FX積立では、少額を定期的に積み立てていくので、為替レートの変動によるリスクを最小限に抑えられます。
高値で買い付けることを避けたい人には、定期的に買い付けるFX積立がおすすめです。

また、FX積立では、基本的にいつでも売却が可能です。
外貨預金では、日本円に戻すのにある程度の時間がかかりますが、FX積立では、日本円に戻したいと思ったタイミングですぐに戻せます。

手軽に始められて、すぐに売却できるのもFX積立の魅力です。

レバレッジをかけることができる

FX積立ではレバレッジをかけることができます。
レバレッジとは、自己資金よりも大きな資金で取引ができる仕組みです。

FX積立と似た「外貨預金」では、レバレッジをかけることができません。
レバレッジを活用することで、少額から積立を始めることができます。

そのため、資金が少ない人や損失リスクが心配な人でも、気軽に資産形成をすることが可能です。

スワップポイントによる利益が期待できる

スワップポイントとは2つの通貨を交換する際に生じる金利差調整分のことです。
金利の高い通貨を買い、金利の安い通貨を売ることで、スワップポイントを受け取れます。

スワップポイントは為替レートの変動に関係なく、ポジションを保有しているだけで毎日もらえます。
FX積立は、長期保有するのが基本なのでスワップポイントとの相性が良いです。

ポジションを保有し続けてスワップポイントを毎日もらえば、為替レートの変動によって損失が出たとしても、その損失をカバーできる可能性が高いです。
為替変動とスワップポイントによる二重の利益が狙えるのもFX積立の魅力です。

FXで積立をするデメリット

FX積立にはメリットだけでなくデメリットもあります。
ここでは、FXで積立をするデメリットをご紹介します。

  1. 元本保証ではない

  2. 短期間で利益を出すのは難しい

  3. 売りから入ることができない

  4. 定期的に資金を入金する必要がある

1つずつ詳しく見ていきましょう。

元本保証ではない

積立FXは通常取引に比べてリスクは低いですが、元本保証ではありません。
銀行の円預金では、金額面が目減りすることはないですが、FX積立の場合には、損失が生まれるリスクがあります。

ただ、日本円しか持っていないというのもリスクです。
元本割れするリスクはありますが、日本円しか持っていない方がリスクが大きいと感じる方には、FX積立がおすすめです。

短期間で利益を出すのは難しい

FX積立は、相場の分析を一切せず、経済指標や各国の経済状況なども考慮せずに、決まった頻度で淡々と買い付けを行うので、短期間で利益を出すのはかなり難しいです。

FX積立では少額で毎月積み立てていくので、長い時間をかけて少しずつ利益を出していきます。

そのため、短期間で大きな利益を狙いたい人には、FX積立は向いていません。
逆に、時間をかけても良いから低リスクで運用したい人には、FX積立がおすすめです。

売りから入ることができない

通常のFX取引では「売り」から入ることもできるので、上昇相場だけでなく下落相場でも利益が出せます。
例えば、米ドル円が下落して円高が続くと思うなら、売りポジションを保有すれば利益を狙えます。

しかしFX積立は、日本円による「外国通貨買い」しか選べないので、「売り」から入る取引ができません。
そのため、下落相場が続くと含み損が増えていってしまいます。

通常の取引に比べて取引チャンスが少ないのは、FX積立のデメリットです。

定期的に資金を入金する必要がある

FX積立は、毎月一定額の買いを入れる「ドルコスト平均法」が基本です。
つまり、資金を入金せずに放っておくと、どんどん証拠金維持率が低下していきます。

証拠金維持率が低下し続けると、積立ができなくなったり、ロスカットになったりするリスクがあります。
このようなリスクを防ぐためにも、定期的に資金を入金して「証拠金維持率」を下げないように管理しなければいけません。

FX積立のシミュレーションやってみた

FX積立は低リスクで運用できる投資手法ですが、具体的にどのくらい稼げるのか気になる人も多いでしょう。
ここではXMを使って、「米ドル円」積立をする際のシミュレーションをやっていきます。

米ドル円は世界的に有名な通貨ペアなので、FX積立に人気がある通貨ペアです。
さらに、XMでは米ドル円のスワップポイントがプラスなので、為替変動だけでなく、スワップポイントによる利益も期待できます。

今回のシミュレーションでは、以下の条件で積立を行います。

  • 通貨ペア:米ドル円(USD/JPY)

  • 買付頻度:毎月

  • 買付金額:1万円

仮に1ドル=100円の場合、1万円で10万通貨保有することが可能です。
XMの米ドル円の買いスワップポイント(2024年7月時点)は、約21円/日です。

ポジションを保有し続けた場合、1ヵ月で630円(21円×30日)の利益が得られます。
2ヵ月目では追加で1万円積立を行うので、スワップポイントによる利益は2倍の1,260円(42円×30日)です。

これを1年間続けた場合、積立金額は12万円になり、1ヵ月で期待できるスワップポイントの利益が7,560円(21円×12×30日)になります。(年利6.3%)
毎月一定額の積立を行えば、スワップポイントだけでこれだけの利益が期待できるのです。

さらに、上昇相場で米ドルの価値が上昇すれば、為替変動による利益も期待できます。

高金利通貨などと比べて得られるスワップポイントの利益は小さいですが、値動きの安定度と安心感が違います。
長期保有前提であれば、短期的な乱高下でロスカットに遭う危険性も低いでしょう。

FX積立はどんな人におすすめ?

FX積立のメリットとデメリットが理解できたところで、ここからはFX積立はどんな人におすすめなのかを紹介していきます。

  1. 毎日チャートを見る時間がない人

  2. リスクを抑えた投資をしたい人

  3. 長期的に資産運用をしていきたい人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

毎日チャートを見る時間がない人

毎日チャートを見る時間がない人にはFX積立がおすすめです。

FX積立では、相場状況や経済指標などを考慮せずに、淡々と買付を行います。
そのため、毎日チャートの値動きをチェックする必要がありません。
毎日チャートを見る時間がない人や相場分析が苦手な人には、FX積立がおすすめです。

なお、チャートの値動きを細かくチェックする必要はありませんが、スワップポイントの変動はチェックしなければいけません。
各国の金利は「政策金利」によって決定しており、常に変動しています。

積立だからといって放置し続けると、スワップポイントがマイナスになっていることに気付かず、毎日損失を出すリスクがあります。
保有している通貨ペアのスワップポイントは、定期的に確認しましょう。

リスクを抑えた投資をしたい人

リスクを抑えた投資をしたい人にはFX積立がおすすめです。
FX積立は、毎月決まった金額を積み立てていきます。

相場は一方的なトレンドを形成するのではなく、上がったり下がったりを繰り返します。
外貨預金では預けるタイミングを誤ってしまうと、高値で買い付けてしまい損失を出してしまうリスクが高いです。

毎月決まった金額を積み立てていけば、購入単価が平均化されるので、リスクを抑えた投資が可能です。
高値で買い付けるリスクを避けたい人は、FX積立から始めてみることをおすすめします。

長期的に資産運用をしていきたい人

長期的に資産運用をしていきたい人はFX積立がおすすめです。
FX積立で長期的に資産運用を行えば、為替レートの変動による利益とスワップポイントによる利益の二重取りが期待できます。

FXの通常取引では、短期的に大きな利益を狙った取引が主流です。
しかし、短期間に大きな利益を狙おうとすると、リスクも大きくなってしまいます。

FX積立では、短期的に大きな利益は期待できませんが、その分リスクも低いです。
長期的に低リスクで資産運用していきたい人は、FX積立から始めてみましょう。

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