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皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
今まで「私の履歴書」シリーズとして2回に亘って、私の20代、30代のキャリアを振り返って来ました。詳細は下記をご覧下さい。

今回はシリーズ最終回として、40代のキャリアを振り返ってみたいと思います。

ジェイエイシーリクルートメント(JAC)時代

私のキャリアは30代がリクルート時代であったのと同様に40代はジェイエイシーリクルートメント(JAC)に在籍していた期間にほぼ重なります
40歳になった2013年(平成25年)8月に株式会社ジェイエイシーリクルートメントに入社し、48歳になる2021年(令和3年)11月まで働いておりました。

前職のリクルート時代に多様な部門で働く中で、人材紹介の仕事の奥深さや面白さを知り、もっと突き詰めていきたいと考えていました。特に、リクルート時代の後半にハイキャリア・グローバルサービス統括部(ハイグロ)でクライアントと求職者の双方を一気通貫で担当する「両面型」のコンサルタントを経験していた中で、人材紹介を突き詰めていくにはこの「両面型」のコンサルタントをもっと勉強していきたいと思うようになりました。

そんな中、この「両面型」に徹底的に拘り、リクルート在籍当時から独自の戦略で強みを発揮している会社として認知していたジェイエイシーリクルートメントに興味を持ち、入社したというのが経緯です。

サービスディビジョン マネージャー時代

2013年(平成25年)8月、ジェイエイシーリクルートメントに、サービスディビジョンのマネージャーとして入社しました。サービスディビジョンはジェイエイシーリクルートメントのなかで一番広範囲にマーケットを担当し、サービス業界の企業はもちろん、人材・教育業界、物流・商社、広告代理店などの業界もカバーしておりました。逆に言うと、広くサービス業と捉えることで多様な企業や成長企業、急成長ベンチャー企業と取引できるダイナミックで大変、面白みがあるマーケットでもありました

そんな中、私は新たに「建設・不動産」領域を立ち上げていくことをミッションにマーケット戦略を立案し、メンバーと共にターゲット企業の開拓、登録者の確保などを進めていきました。本当にゼロからの企業開拓と登録者の確保でしたが、メンバーの頑張りもあり、2015年には「建設・不動産チーム」として独立するまでに組織が拡大し、メンバーも6名まで増員となりました。

サービスディビジョン ディビジョン長(部長)時代

2016年(平成28年)7月に今までの建設・不動産領域に加え、「人材・教育業界」「サービス業界」「広告業界」「物流・商社業界」「小売・流通業界」を担当する各チームで構成されるサービスディビジョン全体の統括・マネジメントを担うディビジョン長(=部長職)に昇格しました。マネジメントメンバーも約30名規模となりました。

組織規模が大きくなるにつれ、今までのプレーイングマネージャー的なマネジメントスタイルでは限界が見えてきました。
多様なメンバーの「強み」を活かしたマネジメントを心がけ、それぞれが得意なことに集中できるような環境整備を図ると共に、組織のビジョンを示して自走できるメンバーの育成に注力した時期でもありました。

この時期の成果の一つとしては、2018年(平成30年)3月に管轄していた「小売・流通チーム」が月間売上で約80チーム中全国1位を獲得し、全社表彰を受けたことがあります。業界の構造や成約単価の相対的な低さなどを考慮すれば、これは大変な快挙であったと今でも思っています

また、建設・不動産チームも順調に拡大し、マーケット全体をカバーできるだけのメンバーが揃ってきていました。そのことを受け、2019年より建設・不動産チームを「建設・不動産ディビジョン」として組織を格上げし、新たな部門として新設。私はサービスディビジョンと建設・不動産ディビジョンの両ディビジョンのディビジョン長(部長)を兼務することになりました。

サービス、建設・不動産ディビジョン  ディビジョン長兼務時代

2019年(平成31年)1月よりサービスディビジョンと建設・不動産ディビジョンの二つの部門をディビジョン長(部長)として兼務することになります。

管轄するチームは全部で9チーム、メンバーも40名以上となり、多様なマーケットとメンバーを預かる立場となりました。これだけ領域が広くなると担当している業界や企業によって景況感や採用ニーズに差があることが多かったので、業績の安定化を考慮したチーム内のアセットの配布や見直しには大変苦労しました。
また、大規模組織をマネジメントするために、マネージャーやチームリーダーなどの役割を明確化していき、メンバーに役割を任せていく組織作りを意識しました。

そのような過程を経て、2019年度は新設1年目にして「建設・不動産ディビジョン」が年間でハイ達成を果たすなど大きな成果を残すことができました。

建設・不動産ディビジョン  ディビジョン長時代

2020年(令和2年)12月からは、コロナ禍のマーケット変化を受けて私は建設・不動産ディビジョンを専任で担当することになりました。

建設・不動産業界は当時、リモートワークなどの普及率も大変低く、また、実際の建設現場で人が集まって仕事をしていく業界でもあったので最初は世の中の方向性に合わせていくのが大変難しい状況でした。

通常の採用プロセスに加えて、プラスでリモートなどのコロナ禍での新たな採用手法を提案していくことのハードルがものすごく高かったのです。

ただこれらのことを踏まえながらも、お客様に粘り強く提案を重ねていくことで徐々に受け入れられていきました。

この時の業界特有の経験が逆に、リモートワークの本当の意義やメリットを考える契機となり、今のベースとなっていることはとてもラッキーだったのかもしれません。

ジェイエイシーリクルートメント時代はマネジメントの立場で仕事をすることが多かったですが、入社動機でもあった「両面型」の人材紹介コンサルタントを日本で最大規模で展開する会社で経験できたことはとても大きく、そこでの知見・ノウハウが起業した現在に大きく役立っていることは間違いありません。

また、新たにマーケットを創り、そこに組織を創り上げていったという経験も本当にやり甲斐と醍醐味のある仕事でした。このようなダイナミックな経験にチャレンジさせてくれたジェイエイシーリクルートメントにはとても感謝をしています。

以上が40代のキャリアとしてのジェイエイシーリクルートメント時代の振り返りとなります。

今までシリーズ3回に亘って私のキャリアを振り返って来ましたが、こうして俯瞰をしてみると10年ごとにキャリアを見直しながら、次のステージへチャレンジしていることに改めて気づきます。

2021年(令和3年)12月に起業した時、私は48歳でした。そして先日には50歳の誕生日を迎えました。その意味で次の50代の10年間は、起業してからのキャリアが中心となります。

是非、次にこの「私の履歴書」50代編を投稿する時には、新たな経験が蓄積されて、今まで以上に成長している状況を振り返れれば嬉しいですし、そうなるように頑張っていきたいと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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