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Tableau Services Managerの「通知のイベント」を使ってみよう!
はじめに
Tableau Services Manager(TSM)の1機能である「通知」を実際使っている身として思うところを記載したいと思います。
組織によって若干の温度差があると思うのでご了承ください。
通知利用の為に必要なこと
大きく分けて2つです。
①通知を利用する為のSMTPサービスの用意
私の場合は、社内共有のSMTPサーバを利用。
②通知の設定
何を通知するのか?というGUI上での設定。
基本的に全てONで良いと思います。
詳細はTableauヘルプをご確認ください。
各通知設定における具体的な動作
先ほどのTableauヘルプに記載がありますが・・・
これは特にと思うものを3つご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1672421361203-fGfUc624tV.png?width=1200)
・抽出更新の失敗の際にメールを送信する
これは抽出ジョブを仕掛けている場合は必須です。
失敗するとメールが届き失敗したジョブの詳細が確認出来ます。
その後、リランするなどのアクションに繋がります。
・Tableau Server プロセス イベント (実行中、ダウン、フェールオーバー) に関するメールを送信する
Zabbixみたいなやつで良い感じに監視している人は不要なのかもしれませんが、デフォルト機能で付いているので使った方が良いと思います。
たまーーーにこのメールが飛んできてびびります。
(VizQL Serverプロセスが年に数回落ちる事が多い気がするが最小ハードウェア要件満たしていないからだと勝手に理解)
・未使用のドライブ空き容量がしきい値を下回っている場合にメールを送信する
これが1番必要。
Tableau Serverアプリケーションがインストールされているドライブのみ監視する形になるがデータ量が多くなるとドライブ容量が圧迫されてTableau Serverが動作しなくなって停止するので必須。
過去、2度ほどドライブ容量ゼロになり障害になった。。。
抽出をたくさんしてしまったのもあるがTableau Server上に貯まるゴミの容量が多くなり過ぎておりそれが悪さをしていた。
対策としてゴミは毎日消すようにWindowsのタスクスケジューラにてバッチ処理を行った。
さいごに
Tableau Services Manager(TSM)には色んな機能があるので「通知」をはじめとして触ってみて欲しいです。
たまに日本語がわからない時があるのでその際は英語のドキュメントを見るのもよし、TableauへCase Openするのもヨシです。