メソロギア：竜巻ミッドレンジ
自己紹介
メソロギアを緩く楽しませてもらっているシュレ猫と申します。今回で三回目となりますが、8000に到達できましたので、使用デッキをご紹介させていただきます。初見の方はぜひ1回目や2回目の投稿も見てくださると励みになります。
今回紹介するデッキ
デッキ概要
今回のデッキは長くメソロギアを楽しんできたプレイヤーにとっては紹介するに足らないデッキかもしれませんが、「魔人・ホーリー」を主軸とした竜巻デッキとなっています。前回紹介した旧神と比較するとデッキパワーは劣る形となりますが、若干の対話拒否要素もありながら読みあいも楽しめるため、初心者様がメソロギアのノウハウを学ぶにはうってつけかもしれません！
デッキ構築
構築理由
天候デッキは往々にして弱いとメソロギアの世界では言われている気がします。その主たる理由としては、
①天候を変えるカードは天候を変えてしまった後は、効果がないバニラのカードと変わらないこと（役割が天候を変える一回目の召喚しか意味がない）
②天候を変えられると動きが止まってしまう/天候を取り戻すのに１T消費する必要がある
この二点が主に挙げられているのかと思います。しかし、天候を取れてしまうと強力な効果を持っているカード（今回の構築で言うと「魔人・ホーリー」、「疾風の武闘家」、「長老」）も多いです。
また今回のデッキは①に関しては「ウィンド・シャーマン」は対面破壊デッキに対して召喚効果で6チャージを可能にするためバニラ以上の役割を保有しており、②に関しては天候を奪取するカードが環境的に少ないためクリアできていると考え、天候のメリットを活かす形を取りました。
その中で現環境で勝ちを積み重ねるには対面に左右されずにライフを詰めることが出来ることが絶対条件と考え「魔人・ホーリー」・「クリシュナ」の二枚を主軸にして組んだ形となります
回し方
今回はこれまで紹介したデッキとは異なり、回し方自体は単純です。
①天候を竜巻天候に変える（1T目が望ましい）
②疾風の武闘家や長老でアドバンテージを稼ぎながらライフを詰める準備をする
③竜巻天候のSPがたまりやすい特徴を活かして、SPで有利を取り畳みかける
リーサルのプランとしては7-8-11 or 8-8-8の二通りが挙げられます。
7-8-11プランの場合は初手8チャージからの2T目「ストームアーチャー」かつ「剣聖・ライトニング」の手札効果を使えると序盤を有利に進めることが出来ます。
8-8-8プランの場合は初手竜巻天候、2T目に疾風の武闘家で魔人・ホーリーのコストを下げる、3T目にホーリー、4T目に「シャドウスケルトン」かつ攻撃成功時効果でホーリー回収、5T目ホーリーのプランが最強格です。
回し方：各デッキへの戦い方
悪魔・ドラゴン
もともとこのデッキは悪魔とも有利に戦えることを意識して作成したデッキのため、召喚時効果封印のクリシュナと対面拒否のホーリーでライフを詰めると、順当にいけば勝てるかと思います。細かな部分としては相手の首切り悪魔でカードの破壊を嫌う場合はSPがかつかつになったとしても、そのアタッカーを投げてしまってライフを削りに行って良いと思います。また優先権がとても大切でこちらに優先権がある場合かつダークモンスターの手札効果を使用されそうな場面では「疾風の武闘家」「ウィンド・シャーマン」が召喚時効果のみで十分働きを見せてくれますので意識しましょう。
ドラゴンも同様に相手の強みである破壊ループを我関せずと攻撃できるので有利かと思います。
聖剣士
今シーズンは聖剣士をあまり見ませんでしたが、基本的には竜巻天候を利用されてしまうandカードパワーに差があるのでつらいです。しかし、相手の攻撃成功時効果を一回も発動させることなく、長老で相手のアタッカーをデバフすることが出来たら、ホーリーandライトニングで相手の手札に干渉出来たら、など勝ち筋は無限にあります。今回の紹介デッキを使うぐらいなら、聖剣士を組むと良いのかも
混沌コントロール
基本的にカードゲームの世界ではミッドレンジはコントロールに弱いとされていますが、ラファエルやクリシュナで混沌の召喚時効果を無効にしたり、ホーリーで召喚時効果発動させることなくライフを削ったりなど、かなり戦えてしまいます。意識したいこととしては相手のライフを残り8もしくは11にするのはSPがカツカツになっても良いので、できるだけ早く行い残りのライフ削るのはトップ解決にゆだねるくらいの気概が良いと思います。
煉獄蜘蛛
今シーズンの問題児。絶対に勝てません。手札干渉の手段が乏しいデッキ相手には使い手のPS皆無でも勝てるデッキは勘弁して…
カード採用理由
ウィンド・シャーマン
相手の対面破壊に対して6チャージは最低働いてくれる優秀なカード。旧神相手にも破壊されない、イリュージョンにも強いとありがたい存在ですが、ラファエルに弱すぎるため2枚採用ラファエル
このデッキの自由枠。しかし、相手優先権時に召喚時効果を封印することでターン数を稼ぎ、こちらに優先権が回ってきた段階でホーリーやクリシュナで勝ちという盤面は意外にも多く、ターンを引き延ばしてくれる存在として必須枠としても良いかもしれません長老
自分が竜巻天候が好きな理由の一つ。決まると気持ちいい。旧神にも強い。しかし最近簡単に手札破壊したり、デッキに戻したりとデバフしたカードが相手の手札に残り続けることが少なくなってしまったため2枚採用で抑えている。不発だと5チャージになってしまうのも少し痛い疾風の武闘家
竜巻天候最強のカード。実質16チャージが可能。オリガに使うことも時と場合に応じて考えるようにしよう。ストーム・アーチャー
初めのころは「とりさん」を使用して、「とりさん」の召喚時効果を不発しても最悪6-8-11でいけるかつ竜巻天候を取れると考え使用していたがSPが少し重いかつ召喚時効果が不発してしまうことが多かったためライトニングと相性の良いストーム・アーチャーに落ち着いた剣聖ライトニング
時と場合によってはバニラのカードにも拘わらず、かなりの活躍を見せたカード。このカードがあることでどんな状況でもホーリー＋ライトニングの手札効果で挽回できる可能性が生まれ、詰将棋までの幅を広げたカードとなるシャドウスケルトン
最強の8/8。ホーリーやクリシュナ、疾風の武闘家を攻撃成功時効果で回収したり、相手がDFを出すかどうか関係なく出せる安定択を生み出せたりなど、非常に便利なカードのため採用マッドサイエンティストちゃん
例にもれず万能ドローソース。今回のデッキは手札の破壊などでデッキを回す力もなく、かと言ってサーチができるカードもないため採用
今回のデッキは極論を言うとホーリーとクリシュナ以外は自由枠くらいのつもりで使用していました。サイクロンブレイドなど優秀なカードもまだまだあります。
最後に一転補足として最近霊王が流行っていますが、霊王は苦手中の苦手なカードとなります。
まとめ
今回はなかなか他のデッキ紹介者が紹介してくれないようなデッキも紹介してみました。自分がどのような考えでデッキを構築したのかを知ってもらい、初心者等の皆様が新しくデッキを作る一助になっていただけましたら幸いです。
最後になりますが、いいねやコメントは毎回励みになりますのでよろしければお願いします。では、モチベーションがあれば、また来シーズンでお会いしましょう～！