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大学3年生12月現在の悩み

 今、私は凄く悩んでいます。就職活動と、SOGI(性的指向と性自認)に関わる悩みです。

 大学3年生の12月、早期選考やインターン、会社説明会が増えてきて、いよいよ自分がどのように働くのか、仕事として何がしたいのか、また何ができるのかをじっくりと考えています。
 
 そのなかで、私は就職活動中に、また就職してから企業の方に自分のSOGIを伝えるかどうか、悩んでいます。

 私はパンセクシュアルのシスジェンダーなので、カミングアウトをしなくても仕事上問題はないと思います。
 カミングアウトをしない方がSOGIハラを受けるなど嫌な思いをする確率は減りますし、アウティングなども心配する必要がありません。
 
 ただ、カミングアウトをしなくてもセクシュアルマイノリティがいないものとしての会話に少しモヤモヤしたり、「隠している」という意識に罪悪感をいだく事はあるかもしれません。
(いままでそのモヤモヤや罪悪感を感じる事はたくさんありました)
 

 もう1つ、仕事と分けて、就職活動の中ではカミングアウトをするかどうかという事を考えます。
 
 私は自分の興味関心や自分の価値観と自分のSOGIがかなり関係しています。
なので、就職活動だけで言えば説明をするなかでカミングアウトをしてしまった方が伝えたいことがより具体的に伝わるし、何より話してしまった方が楽だと感じています。
 SOGIの話をした時の企業の方の反応を見ることもできるからです。

やはり、もし内定をくださった企業でもセクシュアルマイノリティへの偏見や差別を感じながら働きたくはないので、企業の方の反応はかなり気になります。
 
 こう考えると、就職活動の中ではカミングアウトをしてしまった方が自分にとって心地よい企業に採用していただくポイント1つにはなるような気がします。
 しかし、これは就職活動で関わった人事の方などから他の社員の方に自分のSOGIが伝わってしまう怖さがあります。これはアウティングの恐ろしさです。
 
 もし面接でカミングアウトをした企業から内定をいただいて実際に働くとなった時に、仕事の上ではSOGIを隠すつもりだったのにすでに広まっていたということがあるかもしれません。

 仕事の上でカミングアウトをしたくないと感じるのには、「色眼鏡」で見られたくないという思いもあります
 私は現在自分のSOGIをオープンにしていますが、かなり「両性愛者」という色眼鏡で見られていると感じたことが何度もありました。これはしょうがないことなんだと思う反面、やはりモヤモヤとしてしまいます。

 私は今のところ就職活動で企業の方に自分のSOGIの話をした事はありません。
でも、面接練習ではやはりカミングアウトをした方が自分の考え方が伝わりやすいと感じていて今後どうするか、年末にゆっくりと考えようと思います。

 こんな事で悩まなくても良くなるのはいつになるのか、そもそもカミングアウトの有無で嫌な思いをしなくても良くなるのはいつになるのかと、そんな文句も言いながら、就職活動頑張ります。

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