「ヒスイサマ」のあとがき・裏話など
こんにちは!見つけてくださってありがとうございます、自称蛮族のヒカリネコです!
さて、こちらの記事の内容ですが、私が前回書いた読切現代ファンタジー小説「ヒスイサマ」の後書きや書けなかったシーンの紹介、登場人物のちょっとした深掘りがメインとなっております!リンクを貼っておきますので、ぜひ下記の小説をご一読してから、こちらの記事をお読みください!
https://note.com/cat_414shosetu/n/n71cce128c90e?sub_rt=share_b
さて今回の「ヒスイサマ」、私がnoteで初めて書いた小説ですが…いやあ楽しいですねw小説書くの。今回は短編の予定だったのですが、気づいたら優に2000字超えてましたね…短編、難しい…でも今回の小説でもかなり削った方なんですよ実は!書きたかったシーン一個削ぎました。でも今考えたら要らなかったかもな…と思ってるので結果オーライというやつです。それに人物像を文で表現するのも難易度高いですね…物書き様達の凄さを改めて感じました。私ももっと上手くなりたい…
では、そろそろ登場人物のざっくりとした紹介に移りましょうか。「ヒスイサマ」は、主人公である平凡な会社員、「友樹」の思い出語りと言う形で進行していきます。歳は現在大体二十代後半辺り、当時は小学校二年生を作者は想像してますね。性格は子供の頃からかなりの無口で淡々としている。そんな人間をイメージして執筆しました。淡々として子供らしからぬ部分も、当時垣間見えますね。運動神経は良くないイメージで描きました。
それと対照的に主人公の「兄」は運動神経がよく、無邪気。今で言う「コミュ力」が高く、偏見が一切ないような子供っぽい人物像を目指しました。今現在の歳は恐らく三十代前半、当時は小学校六年生くらいですかね、主人公と四歳離れてるので。
他には人間だと主人公達の両親と祖父母ですね。あとは広場の子供達ぐらいでしょうか。そういえば読んでくださった方は「広場の子供達どしたん?あの異変きづかんかったん?」と思った方いるかもしれませんが、はい、多分気づいてないです。皆雪合戦に夢中だったと思うので…(ここら辺、実は結構適当です。次からはもうちょっと作り込めるよう頑張ります。)
あとは今回のメインの怪異といいますか、妖怪といいますか…そんな「不思議な存在」だけど何かに分類し難い存在である「ヒスイサマ」です。性別は不明。年齢も同様ですが、背格好(目の位置)は子供ぐらい。丁度当時の主人公くらいですね。翡翠色で長くて白いまつ毛が生えている目が空中に浮いていて、雪などがある場所に立たせると足跡が見える、といった特徴があります。目以外の部位は雪玉のシーンから見えないだけでちゃんとあることがわかると思います。性格は、気まぐれというか、なんというか…多分雪玉をぶつけられたことを「雪合戦に入れてくれた」と認識したから雪玉を作って投げたと思うのですが、飽きたのかそそくさと去っていきましたからね…それとも雪玉をぶつけられて怒ってたのかもしれませんが。どちらにしろ謎が多い存在です。
一体この子がどんな存在なのか、どんな性質を持つのか、どんな過去があるのか…全ては読者の皆様のご想像にお任せします。ただ私から一つ言えることは、「かつてヒスイサマは人間だった」ことと「かなり昔からいる」ということぐらいですかね。考察の材料は少ないですが、宜しければ皆様の考察をコメントで見せて頂けたらと思っております…!もしよかったらぜひ…!
最後にちょっとした裏話です。実は途中段階までは、「夜にヒスイサマが土や雪が付いたいくつかのみかんを持って祖父母の家にやってきて、ぶっきらぼうに主人公に渡して去っていく」というシーンがありました。ヒスイサマがあの雪玉のシーンを「遊んでくれた」と認識して「お礼」としてどこかに落ちてたみかんを持って、主人公をつけてやってくる…という感じの描写を入れたかったのですが、字数が多くて更に読みづらくなると判断したのと、物語としてくどくなると考え、今回は描写しませんでした。でも入れたかったシーンでしたので、ここで紹介させていただきました。
そもそもこのお話、実は夏の時期の物語になる予定でした。でもどうせなら今冬だし、せっかくなら…と思い、冬休みのお話に変更になりました。こちらもちょっとした小話として紹介させていただきます。
これで後書き、裏話は終了となります。これからも読切小説やシリーズモノの小説、その後書き、最近描いた絵の紹介などをメインに気まぐれに活動いきたいと思っておりますので、よろしければフォロー、スキをお願いします!励みになります!また、普段はX(旧Twitter)で創作・二次創作ともに活動しておりますので、宜しければこちらも覗いてみていただけるとありがたいです!今のところ作品の雰囲気が違うのでびっくりされるかと思いますが…(多分これからはTwitterの私の作風に似たものが増えると思います)
それでは今回はこの辺で失礼します。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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