iPad mini 5 手放した話
iPad が大好物、ねこです。
第3世代の iPad のレティナ対応の衝撃は忘れることができません。
iPad って、手にしているだけでテンション上がるデバイスですよね、とにかく美しい。
今回は、iPad mini 5 を手放した話です。
詳細は、以下に書きますが、デバイスの問題で手放したというよりは、私の利用シーンにフィットしなかったというのがいちばんの理由です。
# iPad mini 再チャレンジ
以前、iPad mini 4 も使っていました。
そのときも、今回紹介するような理由で手放した経緯があります。
じゃあ、なんでまた第5世代の iPad mini に手を出してしまったのか。
理由はいろいろありますが、だいたいこんな感じです。
・Apple Pencil 対応
→ これが一番の要素。これで紙のノートを捨てられるはず。
・パワフルな SOC(A12)
→ コスパ最高。mini が最前線で戦えるパワーを得た。
・ステレオスピーカー
→ 動画閲覧では必須。でも課題はある。
・iPad mini が大好き
→ 説明不要。
ミニサイズの iPad に対しては、持ち運びデバイスとして手書きのメモやノートに対する期待を込めてました。
なので、上記に挙げている要素で、ペンシル対応が8割のウエイトを占めている感じ。ペンシル非対応の時は、さまざまなスタイラスを試しました。(たぶん10種類以上) 結果、どれもこれもしっくり来ない感じでしたが、Su-Pen は優秀だったと記憶しています。
# カバンの中身
話を進める前に、普段持ち歩いているデバイスを簡単に紹介しておきます。
(数字はディスプレイのサイズです)
Surface Go (10) Windows (メイン)
iPad Pro (10.5) iPadOS (サブ)
iPad mini (7.9) iPadOS (サブ)
Galaxy Note9 (6.4)Android (サブ)
ちなみに、メインの電話は iPhone XS (5.8) iOS です。
という具合に、モバイル用途のデバイスを複数持っているわけなんですけど、
仕事での利用を考えると、物理キーボードとMSオフィス環境(完全版)は外せないので、Surface はメインで固定、サブで何を持って行くか、という状況です。
ここ最近は、できるだけカバンを軽量にしたいと考えて、サブとして Galaxy Note9 が選ばれること多くあります。
画面サイズは iPhone とかぶるんですけど、ほんの少しですが画面が大きいため、電子書籍(漫画、雑誌など)や動画視聴の利用は捗ります。実は mini の協力なライバルです。
# iPad mini 5 を手放した理由
さて、本題です。
iPad mini 5 発売後まもなく購入して、先日手放ししました。
結果、約半年ぐらいのお付き合いでした。
以下、私が手放すに至った理由や経緯です。
自分のためにも記録に残してみます。
ざっくり5つあります。(絞り出した感もありますが)
1.ペンシルの利用頻度が想像以上に低い
冒頭でも書いたとおり、mini 5 の魅力として Apple Pencil 対応があり、ガンガン手書きするつもりでしたが、以下に挙げるような理由で、あまり利用する機会が無かったです。
画面が小さいため、書き込みが窮屈
⇒ 例えば、机が利用できないようなシーンでは、iPad を手に持って書き込むことになるんですが、そんな状態では文字は小さく書けず、結果的にキャンバスとなる画面のサイズが小さいこともあり、狭いと感じました。
ペンシルの収まりが悪いため、利用が億劫に
⇒ iPad 本体に収納できないため、私の場合は、カバンのペン差しに収納していたので、利用するまでの手間もあり、ペンを使う際の心理的なコストが高かった。
充電が特殊過ぎて面倒
⇒ iPad のお尻にぶっさすスタイル。普段から充電を気にするって意外とストレスです。
2.維持管理の手間がかかる
私、さまざまな端末を保有している、自称モバイルデバイスフリーク基地外です。
常用(いつも持ち歩いたり、手元にある)しているデバイスの場合は問題ではないのですが、数日に一度しか使わない、たまにしか使わない場合、以下のようなことで手間がかかります。
アプリのバージョンアップ
OS 最新化
充電管理(Apple Pencil 含む)
いざ使いたい時にすぐに使えないこともありますし、そもそも維持するためにアプリを最新化する作業が必要になるって本末転倒な気がします。維持するための時間的なコストや気持ちの負担もあります。
3.画面サイズがしっくりこない(中途半端)
私の利用シーンでは、電車で利用する場合、iPad mini はギリギリ許容範囲ですが、ポケットには収まりませんので、取り回しが大変です。
そんな時に、Galaxy Note9 がすっと心の隙間に入ってきます。
あとは、Mac のサブディスプレイとして利用する機能である Sidecar(サイドカー) です。
ホントに便利ですが、mini では少し物足りない(画面が小さい)です。顔を近づけないと辛いサイズです。自然と、10.5 インチの方を利用することが多くなります。
もう一点。
iPad の画面を分割して利用する Split View(スプリットビュー) です。
第5世代のミニは画面を分割してもパフォーマンス的には問題ない力を得ています。ただ、私の目には少々窮屈です。分割すると(アプリによっては)タッチ操作もシビアになります。個人的には mini では、全画面での利用がオススメです。
4.充電ポート拡張端子がライトニング
これは、分かった上で購入してます。
使っているうちに、USB-C なら、Surface や Mac の資産(USB-Cなアダプタや充電器)が使えるのに・・・
USB と HDMI が同時に利用できない(できる端子がない)・・・
(例えば、ディスプレイに映しつつ、マウスとキーボードつなぎたい、等)
iPadOS になり解放された、せっかくの拡張性や機能に物理的な端子の縛りにより、制約がある状況です。例えるなら iPadOS が本気を出せない感じ。
5.スピーカーが少し残念
iPad mini 第5世代からステレオになったとはいえ、特に横向きで利用する際、片側にスピーカーが配置される関係でステレオ感が薄いです。特にビデオみたり、ゲームするときに気になります。
その点、Galaxy Note9 はサイズは小さいものの、横向きで左右から音が出ているので良い感じ。横向きでのビデオ閲覧時の画面の大きさは mini と比べてもそんなに違いは感じられないです。ビデオの作りが 16:9 みたいに横に長いものが多く、mini の場合は上下が黒い帯になってしまうためです。
# デジャブ感
そのようなこともあり、使用頻度が低めな mini さん。
もしかしたら使うかも、あったら便利、電子書籍の閲覧は最高、
モバイルゲーム端末のサイズ感では無敵、テザリング時のバッテリー無限、など、
残留させる理由はいくらでもある状況ではあるものの、
よく考えると、「 iPad mini をどうすれば生かせるか、活用しよう 」と、デバイスに合わせた思考になっていることに気がつきました。
デバイスは、利用者の生産性をいかに高めるか、楽しめるか、ということに使うべきです。
この感じ、まさに、先代の mini 4 を手放した時と同じような記憶です。
Apple Pencil が利用できるようになるだけでは、この足りない空白を埋めることができなかったというのが、私の結論です。
もしも、iPad Pro mini のようなスペックが出現したら。。。
その時にまた会いましょう、mini-san。
iPad 購入の参考になれば嬉しいです。
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