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此処でない場所での話

曇天に雷鳴轟く。
こちらのようで違う場所。
大きな馬が暴走しているように見える。
そこらじゅうが壊れていく。
逃げ惑う者たちが、多く消えていく。
これは…、
ダレカの記憶。
此処は…だ。
半人(神)半獣のモノが立ち尽くしている。
どうしようもなかった。止まらなかった。
こうしなければ…。
そう聴こえる。そして、
申し訳ない…。と。
けして理解されないこれを。
居る場所は此処で無くなってしまった。
後付けで、言葉にするのなら、
『絶望』というのかもしれないが、
そう感じることも出来ずただ、
立ち尽くしている。

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これが、何かはわからない。
ただ、悲しかった話。
ふわっと読んで下さいね。

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