あの大樹にて
気付けばいたあの樹の傍で、立っていると
薄く霧かかる景色が見える。
ふと気付いたように頭に手をやると、
生成色の角が2本ある。
驚きを隠せない表情を浮かべ、あの
大きな樹を見やると…
あの者がいる。
黙って何も言わず、樹の枝に座り見ている。
知っていたのだろうか。
頭をかかえて座り込み、そのまま意識を失う。
コレが何なのかは知らない。
コレも、奇譚となるのかもわからない。
作り話。ね。
気付けばいたあの樹の傍で、立っていると
薄く霧かかる景色が見える。
ふと気付いたように頭に手をやると、
生成色の角が2本ある。
驚きを隠せない表情を浮かべ、あの
大きな樹を見やると…
あの者がいる。
黙って何も言わず、樹の枝に座り見ている。
知っていたのだろうか。
頭をかかえて座り込み、そのまま意識を失う。
コレが何なのかは知らない。
コレも、奇譚となるのかもわからない。
作り話。ね。