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深い山の中で出会うのは
山の中。
その深い深い山の中に1本の大きな木がある。
その木は白金色。葉は無く、枝は太く
横に広がっている。
その木に先ず見えるは、蜘蛛のような
姿のもの。
ヒトで言うなら異形のものと言えるだろう。
木の根元は、水で満たされている。
そんな異形のものたちの中心より少し上。
その木の上辺りに、暖色の白色だろうか、
金色に近い色の角のある龍によく似ている
ヒトの姿をしたものが座っている。
こちらをじっと見ている。
怖いと感じることなく、何も言わず見返す自分。
しばらくの間そうしていた。
そんな話。
ふわっとした話だから。
ふわっとね。