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ぼくのデデンネ

 1月某日。ドデカ病院での再診日。
 診察室に入ったわたしを待ち構えていたのは、MRIで撮ったおなかの輪切り写真だった。

「こんにちは」
「こんにちは」

優しそうな下がり眉の男の先生なんだけど、だからこそアメリカンコメディドラマみたいな嘘っぽさがにじみ出るのである。(失礼すぎる)

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1,170字
このマガジンは作者がクソデカ子宮筋腫を駆逐するまでの愛と悲しみを笑いを織り交ぜて、今後誰かの参考になったり、悲しんでいる誰かをいっときでも笑顔にできたらいいなみたいなエッセイをまとめたものです。このマガジンで得たお金は医療費の補填に充てます。

2020年末頃からのクソデカ子宮筋腫とのバトルを克明に記した汗と涙と笑いの闘病エッセイ。

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