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宮崎笑子
2020年4月27日 20:51
自分の常識が通じない相手を揶揄して「日本語が通じない」と言う人がいる。 今回はそういう話をする。 我が愛しの弟の話をする。 経歴をあんまりつぶさに喋ると身バレしてしまうので隠すが、一流私大に入学して海外留学を経て、今は外資系の会社で働いている弟だ。 基本的に、よくできた自慢の弟である。まるでダメなお姉ちゃんをよく気にかけてくれている。 ただ、彼が扱う言語はまさしく、日本語じゃない。
2020年4月8日 22:02
恋愛小説を書いている。 主に、男と女がどったんばったん上へ下への大騒ぎをするものを書いている。 ラブコメ、と言うには少しコメディが足りないような気がするし、おまえは何を書いているんだ、と聞かれると「ちょっと日本語がよく分からない」って答えるしかないようなものを書いている。 二、三年に一回くらい、大きな壁にぶち当たる。 そのトリガーは自分自身だったり、他人だったりするけれど、いつも共通す