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EDHデッキ《戦争のアスラ、ジェナーラ》100枚解説
インスタントの練習、その後……
以前記事にした、インスタントの練習用デッキを組み替えて、3色のデッキを組みました。
今回は、いったん完成したこのデッキの100枚解説を記録しておこうと思います。
レベルは5くらいを想定しています。
ちなみに、インスタントの練習用デッキは《周到の神ケフネト》を統率者にして攻撃するデッキを経由して、今に至ります。
《ケフネト》で構えるデッキの記事は、気が向いたら。
デッキレシピ
100枚解説
統率者《戦争のアスラ、ジェナーラ》
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テキストを読めば10秒で理解できる、シンプルなクリーチャーです。
3マナで3/3の飛行という、3色の伝説なら普通のスタッツに、
(1)(白)を払うと+1/+1カウンターが乗る能力を持ちます。
頑張って統率者ダメージを狙うデッキ……と見せかけて、事実―――頑張って統率者ダメージを狙うデッキなんだよなァ。
このデッキのコンセプトは、このクリーチャーを守り抜いて勝つってものです。
正気か?
フェッチランド各種
いつもの。
3ターン目に3色をそろえて統率者を着地、そこから攻撃していくのが目標ですから、色基盤はできれば妥協したくないところ。
《統率の塔》
《英雄の公有地》
《風変わりな果樹園》
《スパーラの本部》
ショックランド各種
使いやすい多色土地。
初手はフェッチからトライオームをタップインが定番。
1マナの動きもほとんどありませんからね。(1マナ枠に《エスパーの歩哨》や《セラの高位僧》を採用すると、この動きがやりにくくなってちょっとメンドイ)
あとは流れで、足りない色をフェッチショックから調達しましょう。
《マダラの鉤爪門》
統率者を守る土地。
手札から(4)で出して、マナ加速しながら統率者をフェイズ・アウトするインスタント的な使い方もできますし、後述する《輪作》との組み合わせも非常に良いです。
高額ですが、統率者の性能がアレなので、ここは頑張りました。
基本土地、各5枚
やや厚めに基本土地を採用しています。
いわゆる「クラウドランド」を3種類採用してもいいのですが、フェッチランドから通常枠のショックランドを探す際、クラウドランドが視覚的なノイズになりがちなので抜きました。
ショックランドをボーダーレスに変えたら、基本土地は4枚ずつにしてクラウドランドを採用します。
《幽体の船乗り》
《十三嗜好症》
《周到の神ケフネト》
インスタントの練習用デッキでおなじみ、ドロー能力持ちクリーチャーです。
このデッキの場合、余ったマナを統率者を強化するために使うシーンもあるので、考えつつ使いたいですね。
《機能不全ダニ》
軽くて便利な置物除去。
インスタントを構えるのに邪魔しないのが良い。
《オグマの文章管理人》
《托鉢する者》
相手の動きに反応してドローできるクリーチャー、瞬速編。
手札を稼いでいけ。
《瞬唱の魔道士》
《奔流の機械巨人》
インスタント再利用マン。
軽いインスタントばかりなので、このデッキにおいては《瞬唱》のほうがだいたい強い。
地上の壁として頼れる《機械巨人》にも良さはありますが。
《ガーディアン・オヴ・フェイス》
《水力発電の検体》
《ヴェクシルス・プラエトール》
統率者を守る、瞬速クリーチャー。
プロテクションは全体除去に弱く、また自分のカードも阻害することがあるので、攻撃面の強さを活かしたいところです。
《海駆けタコ》
《永劫の好奇心》
統率者で攻撃してドローするためのクリーチャー。
インスタントを構えられるように、相手ターンに唱えたいところですが、自分のターンに出してドローしたいシーンも当然あります。
判断は難しい。
《シカリアン・インフィルトレイター》
瞬速でドローするクリーチャー。
5マナで2ドロー+クリーチャー2体、あたりは積極的に使っていきたい。
《永遠の証人》
《新たな芽吹き》
緑の定番枠。
《外交官、マンガラ》
《四公会議》
《聖別されたスフィンクス》
相手の動きに反応してドローできるクリーチャー、ソーサリータイミング編。
手札を稼いでいけ。
《激変の機械巨人》
《最後の決戦》
《忠誠の確約》
《一騎打ち》
《悲劇的な傲慢》
《サイクロンの裂け目》
リセットカード。
統率者を巻き込むリセットを使うと+1/+1カウンターを置き直しになってしまうので、クリーチャー1体を残せるカードを選びました。
《厚かましい借り手》
万能除去、兼、飛行戦力。
便利。
《種子生まれの詩神》
《副陽のスフィンクス》
《荒野の再生》
《副陽の影》
マナを起こすやつら。
最重要カード(たち)と言っていいかも。
インスタントを構えるデッキでは、本当に強い。
統率者の+1/+1カウンターも増やせます。
《流刑への道》
《剣を鍬に》
《天使への昇天》
《禁制の家畜》
《現実変容》
《再造形》
追放除去。破壊不能を処理できるのは偉い。
《断れない提案》
《頑固な否認》
《白鳥の歌》
最小限のカウンターで、統率者を守ったり、コンボを止めたりします。
《渦まく知識》
《推理》
《脈打つ知識》
《大あわての捜索》
《時を越えた探索》
インスタントのドロー。
この5枚は使いやすいので、セットで覚えて愛用したい。
《猿術》
《急速混成》
《自然の要求》
破壊除去。
追放除去より一段落ちますが、1マナは嬉しい。
白の1マナ追放の性能がスゴいだけで、これらも統率者では最高峰ですからね。
《とんずら》
《潜在能力の波動》
《集団的防衛》
《ミスリルの胴着》
インスタントで統率者を守る手段。
特にフェイズ・アウトは、あらゆる除去から統率者を守り、かつ+1/+1カウンターを失わない最高の防御手段です。
《輪作》
森を《マダラの鉤爪門》に変えることが多いです。
事実上、インスタントで統率者を守る手段。
色マナが不安な序盤に使うこともある……かも。
《斡旋屋一家の魔除け》
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ドロップとしても優秀、噛みつきもパワー系統率者と相性がいい、いざとなれば置物を割れる。
どのモードも使える、優秀なインスタントです。
《残骸の漂着》
狙われたら使おう。
《タカの眼》
統率者の攻撃が通ったら、2マナ3ドロー。
インスタントを構える邪魔にならないドローなので採用。
《ロリアンの発見》
基本的にはサイクリングロード要員。
《瞬唱》からドローしてもいいかも。
《鼓舞のリフレイン》
重いけどリターンが期待できるドローソース。
《副陽》シリーズでアップキープが増えると強いです。
《食糧庫の備蓄》
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イラストも、とても良い。
統率者とのシナジーが美しい、いわゆる「オリカ」。
インスタントタイミングの4マナ1ドローは普通の性能なので、統率者を強化できるぶんお得。
これ自体が1マナと軽いのも、とても良い。
《独演の代償》
《密輸人の分け前》
相手の動きに反応していろいろできるエンチャント。
これらは宝物でマナ加速できると嬉しい。
《クルフィックスの指図》
ドロー用の置物。
対戦相手にも恩恵がありますが、ヘイトが下がると思えば。
《師範の占い独楽》
定番カード。
《太陽の指輪》
《秘儀の印鑑》
定番マナファクト。
《ローブ・オヴ・スターズ》
最高峰の防御カード。
一度装備してしまえば、マナがある限り除去は難しいはず。
めちゃめちゃ値上がりしたカード。
《華やいだエルズペス》
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統率者に警戒や絆魂を与えるプレインズウォーカー。
どの能力も魅力的で、大マイナスは統率者と同じ3/3飛行天使を展開します。
これはまるで万華鏡―華麗なる分身!
実はこのデッキ、某戯王のハーピィデッキを統率者で再現してみたって側面もあります。
オーラや装備品で強化するデッキもありますが、自分が再現するならこんな感じかなと。
華麗に除去を受け流し、強烈に攻める!
というわけで、ほぼ統率者ダメージでの勝利を目指すデッキのご紹介でした。
統率者のヘイトがとにかく低いので、攻撃を分散させて無害を装いつつ、+1/+1カウンターを調整して一気に攻め込む動きも楽しいです。
隠し球の《十三嗜好症》と《副陽》シリーズで、奇襲的な勝利も狙えます。
どうにもならない場合は、狙ってもOKです。