アニメ第1話のファイト解説(カードファイト!! ヴァンガード will+Dress)
第1話はこちらから。
対戦(ファイト)のシーンは10:48くらいから。
チーム「ブラックアウト」のリーダーになった主人公・近導ユウユが、
初心者の羽根山ウララに「ヴァンガード」を教えるファイトです。
今回は主に初心者の方向けに、劇中のファイトに沿う形で、ヴァンガードのゲームの流れを簡単に説明してみます。
ファイトの準備
お互いのプレイヤー(ファイターと言います)が、それぞれカード50枚を用意します。
ユウユが説明していますが、50枚のうち4枚を「ライドデッキ」、残りの46枚を「メインデッキ(または単にデッキ)」と言います。
※トライアルデッキを使う場合は、どの4枚をライドデッキに選べばいいかがチュートリアル用のカードや説明書などに書いてあるはず。
ライドデッキからグレード0のユニットを選んで、プレイシートの前列中央に裏向きで置きましょう。
グレード0を裏向きで置いたら、メインデッキをよく混ぜてから自分の右側に裏向きで置き、上から5枚を引きましょう。
メインデッキの置く場所は上の画像を参照。ユウユのデッキが、ユウユから見て右側に置いてあります。
※本来はここで先攻後攻を決めたりしますが、今回は説明のためにユウユが先攻になります。
あとはユウユも言っている通り、惑星クレイに降り立った自分の霊体をイメージ!
これで準備完了です!
ファイトの流れ
準備ができたら、お互いに「スタンドアップ!ヴァンガード!」の掛け声とともに裏向きのグレード0のユニットを表に。
これで、お互いのファイターは惑星クレイのユニットに憑依(ライド)し、先導者(ヴァンガード)として戦場に降り立ちました。
ファイト開始です!
アニメ第1話では、カードが持つ特殊能力はないものとして進めます。
今回のトライアルデッキに入っているチュートリアル用のカードも、能力の代わりにゲームの説明が書いてあります。やさしい!
1、ターン開始
お互いの手番を「ターン」と言います。
自分のターンの最初にやることは
(1) 横向きになっているユニットがあったら、縦向きに戻す
(2) メインデッキから、カードを1枚引く
この2つです。
カードを縦向きにすることを「スタンド」、カードを引くことを「ドロー」と言います。
慣れてくると「スタンド&ドロー」と宣言したりします。ファイトの後半では、ウララがこれを宣言しています。
2、ライド
カードを引いたら、次はヴァンガードのグレードを1つ上げて、戦いの準備をします。
手札から1枚ドロップゾーンに置き、ライドデッキからグレードが1大きいユニットを選んでヴァンガードに重ねます。これを「ライド」と言います。
(ドロップゾーンはメインデッキの手前にあります)
ヴァンガードのグレードが上がると、カードの左下に書いてあるパワーも上昇し、より強いユニットになって戦えます。
3、コール
ユウユのターンが終了し、ウララのターン。
ウララも、同じようにグレード0からグレード1にライドし、ヴァンガードが強くなりました。
次にウララは、グレード1の《ビアラ》を手札から出しました。
ヴァンガードと一緒に戦うユニットを「リアガード」、リアガードを呼び出すことを「コール」と言います。
一緒に戦う仲間は多い方が心強いですが、リアガードにコールできるのは、グレードがヴァンガードと同じか、ヴァンガードより低いユニットだけ。
ヴァンガードのグレードが上がると、より強力な味方を率いて戦うことができるようになります。
4、アタックとドライブチェック
後攻からは、相手に攻撃(アタック)することができます。
アタックした合図として、カードを横向き(レスト)にしましょう。
アタックする時は、どのユニットにアタックするかも宣言してください。
自分のユニットのパワーが、相手のパワー以上なら、そのアタックは成功し「ヒット」します。
パワーが同じでもヒットする、というのは覚えておくといいですね。
ヴァンガードがアタックした時には「ドライブチェック」が発生します。
仲間たちを先導するヴァンガードの士気に応えて、味方が駆け付けます!
ドライブチェックは、山札の一番上のカードをめくって公開し、手札に加えます。
この時めくったカードが「トリガー」だったら、追加で効果が発動します。
トリガーの説明は、後述します。
5、ガードとダメージチェック
アタックされたファイターは、そのアタックを防ぐことができます。
自分と相手の間にある「ガーディアンサークル」にユニットを出し、防御します。これを「ガード」と言います。
ガードのために出したユニット(ガーディアン)は、そのアタックが終わったらドロップに置かれます。
ヴァンガードにアタックがヒットした場合、ダメージを受けます。
山札の1番上のカードをめくって公開し、ダメージゾーンに表で移動します。
これを「ダメージチェック」と言います。
ダメージチェックの際も、トリガーが出ると追加で効果が発動しますが、それも後述します。
リアガードにアタックがヒットした場合、そのリアガードは退却し、ドロップゾーンに置かれます。
お互いにアタックを繰り返して、ダメージゾーンに6枚のカードが置かれると負けになります。
6、トリガーについて
ドライブチェックやダメージチェックで、右上にアイコンがあるカードをめくったら、大当たり!
「トリガー」の効果が発動します!
トリガーには5種類が存在し、それぞれ異なる効果を発揮します。
劇中では2種類説明がありましたが、今後のアニメに備えて5種類の説明を書いておきます。
(1) 「☆」のアイコン「クリティカルトリガー」
・好きな味方ユニットのパワーを、そのターン中+10000します。
・好きな味方ユニットのクリティカルを、そのターン中+1します。
「クリティカル」は、1回のアタックで相手に与えるダメージの数を指します。
クリティカルが+1されると、一度に2ダメージを与えることができるようになります。つよい!
パワーとクリティカルは、別々のユニットに与えることができます。
(2) 「引」のアイコン「ドロートリガー」
・好きな味方ユニットのパワーを、そのターン中+10000します。
・カードを1枚引きます。
(3) 「前」のアイコン「フロントトリガー」
・前列にいるすべての味方ユニットのパワーを、そのターン中+10000します。
(4) 「治」のアイコン「ヒールトリガー」
・好きな味方ユニットのパワーを、そのターン中+10000します。
・自分のダメージが、相手のダメージ以上なら、ダメージゾーンから1枚選んでドロップゾーンに置きます。
※相手の方がダメージが少ない場合は、パワーを上げるだけになります。
(5) 「超」のアイコン「オーバートリガー」
・好きな味方ユニットのパワーを、そのターン中+1億します。
・このカードをゲームから除外し、カードを1枚引きます。
・ドライブチェックでめくった場合は、さらに追加効果を発揮します。
「オーバートリガー」は、デッキに1枚しか入れられない超大当たり!
パワーが+1億されるなど、ゲームをひっくり返す影響力を持ったカードです。
トリガーは強力ですが、デッキに入れられる枚数が決まっています。
今回はそのあたりの説明を省きますが、詳しく知りたい方は公式サイトやトライアルデッキの説明をご覧ください。
「これが1ターン分の動き……」
ここまでが、ヴァンガードの大きな流れです。
アニメ第1話では14:40までとなります。
アニメのファイトは、ここから
「ブースト」の説明
リアガードの移動の説明
グレード3が持つ「ツインドライブ」の説明
「ペルソナライド」の説明
……と続きます。まずは前半(ヤマモトが通りかかるまで)を繰り返し見て、ファイトの流れを把握するといいかもしれません。