![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132151976/rectangle_large_type_2_eaa36e19493081046c09f8a6648d5c54.jpeg?width=1200)
ドッペルギャングの奇妙な無限 〜 この呪文には夢があるッ! 〜
はじめに:ドッペルギャングとは?
《ドッペルギャング》は、カルロフ邸殺人事件で登場した青緑のソーサリーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1708948993155-FexNZG96sg.png?width=1200)
Xコストを3つも持つため、Xを増やすのにはかなりのマナが必要です。
しかし、それに見合ったリターンが狙える重量級ソーサリーでもあります。
今回は統率者戦にフォーカスして、この呪文をどう使うかを考えてみます。
オススメの無限ループ
無限コンボは統率者の華!
ありきたりなコンボに飽きてきた方には、最新カードを使った無限コンボはいかがでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1708949570776-5Hj8YtMEo7.png?width=1200)
まずはこちら。《流浪のドレイク》と《永遠の証人》を、X=2の8マナでコピーするプラン。
もちろん、これ以上のフリースペルや、ソーサリーを墓地から回収できるクリーチャーならOKです。
2体の《流浪のドレイク》が10マナを出し、2体の《永遠の証人》が《ドッペルギャング》ともう1枚を回収し、無限ループが成立します。
無限マナ&無限トークン&無限墓地回収ができるので、あとはドロー呪文か追加ターンあたりがあれば、勝ちに持っていけるでしょう。
その他の無限ループ
他のルートには、こんなのもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1708950127484-BilCVF6jfc.jpg?width=1200)
《水蓮のコブラ》、適当な土地、それに《永遠の証人》を、X=3の11マナでコピーするプラン。
4体に増えた《水蓮のコブラ》が、3枚の土地が出たことでそれぞれ上陸するので、土地がタップインだとしても12マナ出せます。
あとは《永遠の証人》が《ドッペルギャング》と他の2枚を回収して、無限ループ。
《水蓮のコブラ》は増やしすぎても意味がないので、適度にX=2に切り替えてもいいのですが、どうせ無限なのであまり気にしなくていいでしょう。
こちらも無限マナ&無限トークン&無限墓地回収になります。
土地がタップインでもいいので、話題の諜報ランドを増やせば、ライブラリーの好きなカードにアクセスできます。便利!
このルートに入れるターン開始時の条件もあります。
(1) 戦場に自分の《水蓮のコブラ》
(2) 手札に《ドッペルギャング》と《永遠の証人》とフェッチランド
(3) アンタップインの土地1枚以上と、8マナが出せる状態
これがそろえば、まずX=2で《水蓮のコブラ》と土地をコピーします。
本体とコピーを合わせて合計6回の上陸と、アンタップの土地2枚で、合計8マナが出ます。
フェッチランドをセットして起動し、さらに上陸で6マナと、土地で1マナを追加し、合計15マナ。
《永遠の証人》を召喚して《ドッペルギャング》を回収し、残り12マナ。
これで無限ループの条件が整いました。
他にも「3マナ出せるマナ・アーティファクト」「1マナ出せるパーマネント(土地など)」に《永遠の証人》で、12マナが返ってくるプランもあります。
私は《魔力の櫃》と《裕福な亭主》と《永遠の証人》を勝ち筋として用意しています。(櫃のダメージを、亭主の回復でフォローします)
![](https://assets.st-note.com/img/1709439061586-SDnRFVUjnt.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1708953877362-uZzb5N94q8.png?width=1200)
対戦相手のパーマネントもコピーできますので、アドリブで"友情無限コンボ"もできるかもしれません。
マナを増やして無限ループも
《ドッペルギャング》は、土地もコピーできます。
そのため、土地から大量のマナが出る状態なら、土地をコピーするだけで無限ループが狙えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1708951821842-yYMqtjbUu4.png?width=1200)
マナが2倍になるなら、X=3の11マナ消費で2つの土地をコピーして(もうひとつは《永遠の証人》)、コピーした土地6枚から12マナが出ます。
マナが3倍になるなら、土地6枚から18マナが出ます。こちらはちょっと過剰ですが。
これの有利な点は、最初の11マナが土地6枚(または4枚)から出せるところ。
他のルートより少ない土地から狙えます。
特に、隙の少ない《ケイラメトラの指図》とはいい感じに噛み合います。採用している方は、ぜひご検討ください。
コピーしたトークンを増やすパターン
![](https://assets.st-note.com/img/1708952531833-ZKKqKgMRoa.png?width=1200)
ここまで来ると、かなり条件が緩和されそうです。
X=2の8マナで《金粉の水蓮》を4つ出せば、あとは《永遠の証人》で無限マナになります。
他にも……
![](https://assets.st-note.com/img/1708954624422-6i1BBFnvwx.png?width=1200)
無限マナにはなりませんが、
無限トークン&無限ライフ&無限墓地回収!
《双子唱者、アドリックスとネヴ》を統率者にしたデッキでは、かなり便利な使い方ができるのではないでしょうか?
おわりに:無限に広がるアイディア
《ドッペルギャング》は、パーマネントなら何でもコピーできる上、対戦相手のパーマネントも指定できるため、可能性は無限と言ってもいいでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1708953127584-7qhMyFKQj0.png)
5マナで普通のコピーとしても、大量のマナからアドバンテージを得るためにも使えるという、便利ながらクセの強いビッグ・アクション系のカード。
ですが、いろいろな使い道を模索できる1枚であるとも思います。
ぜひ、強い(またはカッコいい)使い道を見出してください。