EDHデッキレシピ「街角の料理人、ロッコ」
8月11日にデッキレシピを更新しました。
※前回の記事↓
みんなにカードを振る舞うぞ。
対戦相手にメリットを与える統率者は《バンブルフラワー夫人》が人気爆発ですが、こちらも楽しい統率者です。
毎ターン全員に追加のカードを振る舞って、それを使うと "代価" として、+1/+1カウンターと食物トークンをいただきます。
序盤に土地や軽い呪文を渡せれば、対戦相手はスムーズに動けますし、こちらには食物がたくさん並ぶ……というわけですね。
デッキレシピ
街角の料理人、ロッコ
https://www.hareruyamtg.com/decks/812107
1ターン目にマナクリ、2ターン目に《ロッコ》が理想の動きです。
そこから食物・トークンを並べて、食物からマナを出すカードを経由して、大型クリーチャーを叩きつけましょう!
前回の記事から更新された部分から、特徴的なカードをピックアップして解説していきます。
各カードの解説
《茨越えの餌あさり》
《名誉あるリス隊長》
ブル〜ムバロウで追加された、新しいフィニッシュ手段です。
《餌あさり》は、食物を消費して2マナを出せるクリーチャー。
リスサーチの能力で《リス隊長》にアクセスできるのが強みです。
《リス隊長》は、3マナで出せるトランプル持ちのアタッカー。
序盤に出しても、食物が出るたびに育つ点が魅力です。
《刈り手、ベイレン》
こちらもブル〜ムバロウのカード。
食物をマナやドローにする、潤滑油的な能力です。
基本はドローのモードを使いますが、色マナが欲しいときにはマナのモードを使う感じです。
《巧妙な砲術家》
《無謀な炎織り》の2番手です。
基本的には、食物トークンが出たらダメージという運用のクリーチャーです。
この手のシステムクリーチャーは、軽くて場持ちが良いことが強い条件。
これは《炎織り》より1マナ重くてタフネスも低いですが、+1/+1カウンターで強化すると《運命の大嵐、ドラゴンホーク》が要求するパワー4に達するのがちょっとだけ良い。
《カパロクティ・サンボーン》
1回で覚えられない名前のカード。出身はイクサランとのこと。(存在を知らなかった)
攻撃したとき、クリーチャーかアーティファクトを2つタップすると発見3ができます。
4マナ4/4という絶妙なスタッツですが、そこは《ロッコ》で強化すればOK。
軽くて重要なカードが多いこのデッキなら、何をめくってもだいたい強いでしょう。
唱えることができれば《ロッコ》も誘発して、完璧なムーブです。
《抜け目ない交易商人》
サンダー・ジャンクションの、いぶし銀クリーチャー。
コスト軽減能力が《ロッコ》と噛み合うのは言うに及ばず。
墓地回収も、クリーチャー多め&フェッチランド採用のこのデッキでは無駄になりません。
シナジー重視で投入しましたが、いい感じです。
《運命の大嵐、ドラゴンホーク》
衝動的ドローとダメージをあわせ持つ、ブル〜ムバロウの大型クリーチャー。
ダメージで勝つこのデッキとは方向性が一致し、衝動的ドローは《ロッコ》と相性がいい。
パワー4も《ロッコ》がサポートできますので、全体的にいい感じに噛み合うナイスクリーチャーです。
《忌まわしき監督官》
《崩壊した現実、コジレック》
モダホラ3の、新規エルドラージです。
いい感じのフィニッシュ手段として採用しています。
《監督官》は、控えめな滅殺とパーティ感が好き。
新しい《コジレック》は、手札にダブついたマナ・クリーチャーを戦力にできるのがいい感じです。(なお《活性の力》も、マナ・クリーチャーでピッチコストが苦になりません)
フィニッシュの力も申し分ないでしょう。
《最後の決戦》
サンダー・ジャンクションより「放題」を持った強力リセット。
キーカードを破壊不能で残しつつ、盤面をいったん落ち着かせられるカードがインスタントで使える……これはノータイム採用でしょう。
《未知の受け入れ》
サンダー・ジャンクションより、回顧持ちの衝動的ドロー。
土地の総数は少ないですが、追放領域から土地を置くことが多いので、回顧で手札にある土地を活用できるのではないかと採用。
今のところ、悪くないです。
《アニーの加入》
とりあえず、ソーサリー5点火力。
定着すれば《ロッコ》の追放が倍になり、両方使うと食物が合計で4つ生成されるエンチャントです。
他の伝説も誘発型能力を持つものを多めに採用しているので、けっこう遊べます。
シナジーだらけのデッキで遊ぼう
食物を増やしてマナを出す動きで暴れるのが基本ですが、ライフを攻められても食物で回復しながら戦うこともできます。
ゲームから脱落しないようにライフを守りながら、食物を軸にしたシナジーを楽しみましょう!
墓地回収も強いので、キーカードを除去されても諦めずに戦えるのもいい感じです。