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【創業ストーリー】渋谷駅でバッタリ会って共同創業者に ー CTO 岡崎 ー

創業3年目を迎えたCastingONEは「一度接点を持った求職者を資産化し活用する」という、新たな領域の採用SaaSサービスを開発し提供しています。

今回はCastingONE共同創業者でありCTOでもある岡崎に創業時のことをインタビューしました。

久しぶりの再会でも変わらない熱さ

ー代表の野澤さんとの出会いについて教えてください

野澤とは前職のCyberAgentで出会いました。

僕は2014年入社で、1年先輩が野澤です。DMP(Data Management Platform)を扱うチームに配属になったのですが、そこでPdM的な役割で企画業務をしていたのが野澤でした。
同じプロダクトを1年半一緒にやりました。

当時の野澤は、「THE 営業企画」という感じで、働き方もマインドも熱い感じでした。
とにかく元気でアグレッシブな感じも今とあまり変わりません(笑)。
働き方も仕事への向き合い方もストイックな印象でした。

ー野澤さんは転職で先にサイバーを離れていたと思いますが、その後も連絡は取っていたんですか?

いえ。ほとんど連絡は取っていなかったです。

実は渋谷駅でバッタリ会ったんです。ほんとうに偶然。
そこで「最近どうしてるの?」という会話をして、一緒に食事に行きました。

その時に「実は起業を考えているんだ」ということを聞きました。
野澤からはサイバーを退職した後の経験や、その中でそこから生まれた起業への思いや実現したいことなどを話されたのですが、「相変わらず熱量がすごいな~」と思いましたね!

「誰」の課題を解決するのかが明確であること

ー起業のお話を野澤さんから聞いた当時、岡崎さんはサイバーにまだいたんですよね?

当時も僕はサイバーで開発を続けていました。
広告配信の改善と新規の広告プロダクトを作ったり、データ基盤をやったり。
異動も経験していて、そこでは新規プロダクトを何個か立ち上げたり、広告配信のアルゴリズムを考えたりしていましたね。
その頃にGoをはじめたので、CastingONEのサービスに繋がっています。

ちょうどこの頃、僕の中で、携わっているプロダクトが、誰が喜んでいるか?が見えにくかったり、世の中のためになっているという感覚が得にくいと感じていました。

もちろんCVRなど数値の改善によって企業の数字にも繋がるので、嬉しさややりがいはあったのですが、
広告業界においては「うちの広告から買ってくれた」を取り合うことがメインになってしまうので、役に立っているというのが見えずらい状態でした。

こういった心境の中でちょうど漠然と自身の進むべき道を考え直しているタイミングで野澤と再会したんです。

ー野澤さんから共同創業について誘われたのですか?

野澤からはすぐに「一緒にやろうぜ!」と言われていました。

ただ、すぐには「よし!やろう!」という返事はできなかったです。
流石に起業となると覚悟も必要なので、3週間ほど悩みました。

野澤からは、起業の話しを聞いた当初から、採用の課題を数多く抱えている派遣業界をまずはターゲットにしてサービスを展開したいと聞いていました。

野澤から派遣業界での実体験をかなり詳しく聞いていて、話を重ねるごとに明確に「誰か」の課題を解決するということが見えてきて、そこに高揚感を覚えている自分がいました。

「直感」で決めた共同創業

ー共同創業をすると決めた最終的な決め手は何でしたか?

直感】です。

声をかけてもらってから3週間ほどは悩んでいたのですが、本当は「きっとやるんだろうな」と心の中で思っていたんですよね。
起業に対して漠然とした不安を持つ自分を自分で納得させるために、3週間悩んでいた気がします。

当時は共同創業メンバーが僕以外にも何人かいて、そのメンバーも含めて野澤の家で「本当にこの市場でいけるのか?」「このプロダクトでいけるのか?」等について議論を重ねていました。

そのメンバーで話している途中でふと「やろう」と決心していました。
そして、その場で、「じゃあ、やりましょう」と言いました。

突然言ったので、周りのメンバーはびっくりしていましたが、野澤は分かりやすくテンション上がっていましたね(笑)。

ウェブサービスで創業する訳なので、「エンジニア」は創業に不可欠ですし、そのピースがはまった感覚が野澤にはあったのだと思います。

その場で「よし!やろう!」と熱い握手を交わしました!

会社員をしながら創業準備

ー創業時に大変だったことはありますか?

大変とか過酷みたいなものはまったくないです。

創業と同時にサービスリリースをしたいと考えていたので、「やろう」と決めたのと同時に開発を始めました。

まず、どのような市場に対してどういった価値を提供したいかは決まっていたので、もうひとりの創業メンバーであるPdMの小林と仕様について話し合いながら毎日開発を進めていったという感じです。

僕はCastingONEでの活動を本格開始する直前までサイバーに在籍していたので、昼間は普通にサイバーで社員として仕事をして、退勤後や土日の時間を使って開発に取り組んでいました。

休みとかプライベートの時間はなくなってしまいましたが、自分たちのプロダクトをつくっていく過程は楽しいので、大変さはまったくなかったです。

そこで開発したプロダクトが、今ではお客さまに受け入れられてどんどん伸びていって、開発チームも今では12名ものチームになっているのは、感慨深いものもあります。

いろいろな領域で社会にインパクトを与えていきたい

ー共同して3年目となりますが、サービスや会社のビジョンについて、何か変化やより強くなった思いはありますか?

CastingONEは今は採用の領域に注力をし、中でも派遣業界を中心に企業の採用課題に向き合っていますが、別にこれだけを目的とする意図は昔も今もありません。

野澤と創業時から一貫して話しをしているのは、いろいろな領域で社会にインパクトを与えていきたいということです。

まずは、採用にCRMを取り入れることで企業の採用課題を解決し、最終的には、日本全体の労働人口減少の課題解決に貢献していきます。
そして、その過程でテクノロジーの力が必要な新たな挑戦課題が出てくると思います。
そのひとつひとつと向き合いながら、社会の手助けとなり、インパクトを与えられる事業を提供し続けたいと思っています。

今回はCastingONE共同創業者でありCTOの岡崎に #創業ストーリー をインタビューしました。

普段は野澤の話を聞くことが多い私ですが、実際の創業時のことを別の視点から触れてみるといろいろな出会いとタイミングが重なって今があるのだなと感じられました。

次回はCTOの岡崎に、開発チームのことをより詳しく聞いていきたいと思います!

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