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【ハイブリッドワーク体験談 】ハイブリッド→フルリモートの働き方を選んだ理由とは?【後編】

こんにちは。2014年からフルリモート経営をしている株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。

前回は、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークを経験したことのある3名に、ハイブリッドワークの感想や実態を話してもらいました。

今回は、ハイブリッドワークを経験後、どうしてフルリモートという働き方を選んだのかについて聞いてみたいと思います。

お話を聞いた3名

Tさん:2023年4月入社 前職は海外事業部勤務。小学生と中学生のお子さんがいる。
Kさん:2022年7月入社 北海道在住。保育園に通うお子さんがいる。
Eさん:2022年4月入社 新卒1年目でコロナ禍に突入。フル出社経験は1年弱。

アフターコロナで、ハイブリッド型からフル出社に逆戻り

ーー前回は、皆さんコロナ禍がきっかけで前職がハイブリッドワークを取り入れたということでした。ハイブリッドワークを経験した後、フルリモートのキャスターに転職しようと思った理由を教えてください。

Tさん:コロナが落ち着いてくると、対面でのコミュニケーションはやはり大事ということで、出来る限りフル出社に戻す流れになっていきました。
でも、リモートを経験してみて、仕事と家庭と忙しい生活の中で、リモートだからバランスを取りながらいろいろ両立できていたことに気づいたんです。100%出社に戻ってしまうと、またバランスが崩れてしまう。それで、フルリモートの会社に転職しようと思いました。

私は海外向けの仕事をしていたので、一緒に働く人も全員海外在住。もともと出社する意味もあまりなかったんです。別の部署の人たちと挨拶したり、コミュニケーションを取るために形だけ出社していましたが、そのためだけにパソコンを持ち帰って、家でつなぎ直して…ということを考えると大変ですよね。

Eさん:私も、またフル出社に戻りそうな様子だったので、リモートの会社を探すことにしました。

私の場合、2019年に新卒で前職へ入社し、1年経たないうちにコロナ禍でリモートワークになったので、社会人生活の中で毎日出社していた期間が1年もありませんでした。実際にリモートを経験してから出社する働き方に戻ってみると、「リモートワークの方がやりやすいじゃん」って思ったんです。

出社でもリモートでもやっている仕事は一緒だし、出社しなければできない仕事でもないのに、なんでこんなに通勤に時間かけないといけないんだろうって。

通勤に往復3時間もかかってたんですが、東京の電車ってすごく人が多いし、今ではよく通勤していたなぁと思います。

Kさん:私も通勤から解放されたいというのが一番大きな理由でしたね。雪が降る北海道での冬の通勤は本当に大変でしたから…。

でも、キャスターに入った理由は、リモートワークだけじゃないです。
自分がやりたい業務内容だったということと、フレックス制を取り入れていることもポイントでした。

Tさん:フレックス制度があって柔軟に働けるのっていいですよね。
今まで仕事があるからと諦めていたことができるようになりました。子供の参観日や面談の短時間のためだけに職場を一度抜けるなんて以前は考えられないことでしたが、今はフレックスと休憩時間を利用して授業参観に行って帰ってくるということもできています。

ーーどの会社もハイブリッドワークはあくまでコロナ禍の一時的な手段だったんですね。フル出社に戻るタイミングで転職を考えたことが皆さん共通していますね。

出社型に戻って退職者続出。一方、出社を希望する人も

ーー出社に戻る流れになって、前職の同僚の様子はいかがでしたか?

Tさん:会社がリモートを減らす動きを進めた時に、一斉退職が続きました。
リモートワークが導入されてからは、リモートが使えるから働けるということで入社した人もいたので、急に出社率を増やすと言われて条件が合わなくなった人もいました。
今でも元同僚とコンタクトをとることもありますが、ワーク・ライフ・バランスが重要視される今、完全リモートワークの会社を探している人が結構いますね。

Kさん:私の周りには、リモート希望で転職した人もいますし、逆に出社したいという人も何人かいました。その人たちは、家で仕事するのが落ち着かないと言ってましたね。若い世代にそういう傾向があったように思います。

ーー若い世代だと、一人暮らししている部屋が狭くてメリハリがつけづらいといった理由もあるのでしょうか?

Kさん:それもあるかもしれませんね。ベッドの上で仕事をしていると言っていた人もいましたし。

Tさん:同居家族がいて、家だと集中できないということもあるかもしれないですね。

Kさん:もともと私も通勤中に「よし、仕事するぞ!」と気持ちを切り替えるタイプだったので、そういう意味では出社を希望する気持ちも分からなくはないですね。

今後、希望する働き方は?

ーー出社派とリモートワーク派は人によって分かれますが、皆さんは今後どんな働き方をしていきたいですか?

Eさん:断然リモートで働いていきたいですね。
お伝えしたように、私は新卒で入社した会社で1年弱しかフル出社を経験していませんが...その時と比べると、同僚との雑談は減ったけど、仕事の作業スピードは速くなったし、生産性も上がったように感じます。これからもこの働き方でキャリアを築いていけたらと思っています。

Kさん:私も基本的にはフルリモートワークを続けたいなと思っています。
でも、たまに気分転換に外に出たいなと思うことがあって。この間、初めてコワーキングスペースに行ってみたら、すごくリフレッシュになりました!
たまにコワーキングスペースを活用しながら、これからもリモートで働いていきたいなと思います。

Tさん:私もリモート以外は考えられないですね。子どもたちが帰ってきて、「おかえりなさい」って言える環境は本当に大事だなって思うんです。

なので、リモートワークがもっと当たり前になっていったらいいなと思うんですけど、だからこそ気になることがあって...

ーーどんなことですか?

Tさん:リモートワークって、美化されすぎていませんか?
「家にいたら、子どもを見ながら働けるからいいですね」みたいに言われることもあって。あと、サボっちゃうんじゃないかとか思われたり。

いやいや、仕事している時は、忙しくてそんな時間ないし、家にいても、始業したら家が職場なんです!とモヤっとします。

ーー分かります。広報内でも、「リモートワークは世間で誤解されてる部分があるよね」とよく話しているんです。リモートワークのイメージ素材として、赤ちゃんを抱っこしながらにこやかに仕事している写真が掲載されたりすることもありますが…少なくともキャスターで働いている人たちの実態とは違いますね(苦笑)

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3人からハイブリッドワークのリアルなお話をたくさん聞くことができ、noteには書ききれませんでした。また機会があれば、今回書ききれなかった話をご紹介したいと思います。

また「キャスター通信」を覗きに来ていただけると嬉しいです!


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