リモートワーク企業の「リアル拠点」の取り組み方。山口県・岩国にてオフィス移転&開所式を実施!
こんにちは!フルリモート経営をしている株式会社キャスターですが、宮崎県・山口県・ドイツにはリアルの拠点を設置しています。
そして、この度、山口県岩国市の拠点を移転しました!今回はそんな新オフィス開設までの準備について、担当した後藤さんから伝えてもらいます。
拠点開設わずか1ヶ月で担当者が引越しに!
岩国市での拠点開設(2021年4月1日)から早いもので2年が経ち、キャスターに入社して6年を迎えた後藤です。
拠点開設時のnoteはこちら↓
当時、岩国市に住んでいた私ですが、実は今は東京におります。
以前のnoteに書いた通り、夫の転勤で岩国について行ったら、キャスターから「岩国に拠点を作ろう!」と言ってもらえて喜んでいたのも束の間…シェアオフィスに入居してわずか1ヶ月後、再び夫に転勤内示が出ました。これから岩国拠点の求人案内を出して一緒に働いてくれるメンバーを採用して育成しようとしていた矢先の事件!
「なぜ岩国に拠点を作ろうと思ったんですか?」という質問に「岩国に後藤さんがいたからです」と中川さん(代表取締役CEO)に言ってもらった後藤は、夫の転勤で東京に…申し訳ない。
すぐさま直属の森岡さん(COO)に報告をすると、返ってきた言葉は
でした。泣けました。
そんなこんなで、岩国拠点の運営は進めながら、私は東京へ引越すことに。ドタバタ感満載の滑り出しとなったものの、その後に岩国で採用した4人のメンバーとはリモートでコミュニケーションを取りながら、それぞれ順調に活躍の幅を広げてくれています。
オフィス移転準備をリモート×リアルで
そして今年(2023年)、お世話になったシェアオフィスから移転して、同じ岩国市内に新オフィスを開設することになったのです。
シェアオフィスの利用は2年間なので、そのタイムリミットまでに移転する必要がありました。しかも、後藤は東京にいるので、リモートで参加しながらの準備です。
まずは、物件選び。最初は駅前中心に探してみたものの、思うような物件がなく苦戦…。そんな時に、岩国市の担当者さんが本当に親身になって助けてくださいました。オンラインでミーティングを行い、物件紹介から現地での内覧案内まで、手厚いサポートをいただきました。
物件が決まったら、次は改修工事。メールで図面をやり取りしつつ、オンラインミーティングを重ねて、オフィスの内装や間取りを決めていきます。ただ、私は図面を見るのは初めてで、最初はどっちが道路側かもわからず「立体的になったらどうなるんだろう?」という状況…。でも、これまた施工業者の担当者さんに助けられ、無事にキャスターらしいシンプルで機能的なオフィスに仕上がりました。
オフィス移転をリモートで進めるというのはあまりない例かもしれません。私も現地に滞在して準備をしたい気持ちはありましたが、夫の帰りが遅いなかまだ小さい娘を夜1人にさせることもできず、コロナ禍に田舎の両親に上京してもらうことも憚られ…実際には難しい状況にありました。
でも、多くの方に協力いただいたおかげで、着々と移転の準備を進めることができました!行政や施工業者、物件管理会社の皆さんのご厚意、現地メンバーの頑張り、全てに助けられてこそだと、感謝しています。
開所式の準備もリモート×リアルで。鏡開きの小話も(笑)
オフィス移転の目処が立ったところで、今度は新オフィスについてお知らせする開所式を行うことになりました。
開所式の準備も初めての仕事でした。式次第を作ったり、関係者を招待したり、細かな日時やスケジュールを決めたり…。岩国市の市長が来てくださるとのお返事をいただいたときには、歓喜の声があがりました。
会場設営も、私はリモートで参加。何しろ、東京にいる私は新オフィスに一度も行ったことがないので、何をどこに設置すればよいかイメージが湧きません。そこで、現地メンバーに式で必要そうな物を報告してもらい、オフィスの写真を送ってもらって、オンラインで要不要を相談。そのような形で、リモートとリアルを組み合わせながら皆で作り上げました。
ところで、鏡開きの酒樽にはたっぷりお酒を入れるものとばかり思っていた私。開所式へ向けて、「どれだけたくさんお酒を購入しようか…」と考えていました。4斗樽なので、72リットル!?「さすがにそんなに飲めないなぁ」と、酒造会社に電話で相談したところ…樽の中にはお水を入れておき、お酒は乾杯の際に瓶からグラスに注ぐことで、参加者に美味しいお酒を振る舞うことができると丁寧に教えてくださいました(笑)。てっきり酒樽から注ぐとばかり思っていたので、参加者の皆さんに木くず入りの日本酒をふるまうことにならなくて良かったです(笑)。
電話では岩国弁を聞くことができ、懐かしい気持ちになるとともに、岩国の方々の温かさを感じる機会となりました。
さらに、COOの森岡さんも当日はリモートで参加することに!
もともとは現地入りを予定していたのですが、リアルでの出席が難しくなったため、「リモート参加」に変更。結果として、フルリモート企業のキャスターらしい一幕を演出できることになりました。
私はというと、せっかくなので開所式前日に現地入り。およそ2年ぶりの岩国でした。
開所式の会場でもあるオフィスに着くと、それまでの不安が吹き飛び、胸に込み上げるものがありました。
岩国拠点の今後。事業拡大と雇用創出へ
当日はたくさんの方に参加いただき、和やかで楽しい開所式となりました。開所式の後の交流会では、皆さんがキャスターの未来にとても期待してくださっていることを感じました。オンラインでやりとりを続けてきた方々と直にお会いし、言葉を交わすことができたことも嬉しかったです。
記念撮影では、突如呼ばれた流れででーんと真ん中で写ることになり、恐縮でした(汗)。
そして、開所式の様子はなんと、テレビ山口のニュースでも取り上げていただきました!
いろんな偶然が重なっての岩国オフィス移転でしたが、岩国市と山口県の熱意なくしては実現しなかったと心から思います。このご縁を大切に、引き続き顧客支援の場として、そして山口県でのリモートワーカー創出の拠点となるべく、頑張っていきたいです。
岩国拠点では、経理リモートアシスタントとして働いてくれるメンバー募集中です!
もちろん、リモートワークできる求人も多数あります。
ぜひ、採用ページをご覧ください。
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以上、岩国市のオフィス移転についてのストーリーでした!
また「キャスター通信」を覗きに来ていただけると嬉しいです!