「業務量が多い?」「テストが心配?」新入社員の不安を担当者に聞いてみた!【リモートワーク企業の新入社員研修「CASTER BIZ 採用」編】
こんにちは。2014年からフルリモート経営をしている株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。
前回は、キャスターの新入社員研修(全社共通の動画研修)がどのように行われているかをお伝えしました。
今回からは、部門ごとの研修についてお伝えしていきます。
まずは、企業の採用業務をサポートする「CASTER BIZ 採用」(CASTER BIZ recruitingから名称を変更しました)の研修担当・和田さんと山口さんにお話を聞きました。
部署特有のルールも?「CASTER BIZ 採用」の新入社員研修
モリ:和田さん、山口さん、今日はよろしくお願いします。
和田さんはリクルーター、山口さんはアンカー(※)の研修を担当されているのですよね。
※アンカーは、面接の日程調整など応募者対応を行う職種です。
和田:はい、そうです。入社後、「CASTER BIZ 採用」事業部では初日に部内共通の研修を受け、翌日からは各職種ごとの研修へと進んでもらいます。
モリ:初日の共通研修ではどんなことをするのですか?
和田:30分のオンライン研修で、部署特有のルールや業務の進め方、顧客対応の心得など、基本の業務知識についてお伝えしています。
ツボイ:部署特有のルールって、たとえばどんなルールですか?
和田:勤怠や業務に関係するルールや、コミュニケーションに関するルールなどです。
たとえば、「クライアントとのSlackでは、スタンプのみで返信しない」といったルールがあります。社内コミュニケーションではスタンプのみのやりとりも行われていますが、対クライアントにおいては「このチャットを見てくれているのだろうか?」などと不安を持たれないように、テキストでも返信することにしています。
モリ:対クライアントとなると、キャスター社内のルールとは異なることもあるのですね。
和田:その他、採用における情報管理や情報漏洩のリスク回避についても伝えています。あとは、これも部署特有なのですが、退勤時には日報を出すことになっています。その日の所感ややったことをチャットで報告します。
「業務量が多い?」「1ヶ月後のテストが心配…」新入社員の不安に回答!
ツボイ:入社初日は、期待とともに不安を感じてる人も多いかと思います。新入社員からよく聞く不安には、どんなものがありますか?
和田:よく言われるのが、「業務量がすごく多いと聞いたのですが、実際はどうなのでしょうか?」という質問ですね。
最初の頃に担当するクライアントは1社のみですが、徐々に複数のクライアントを担当することになるので、不安になる人も多いようです。
ツボイ:実際のところ、業務量はどうなんでしょう?
和田:たしかに、複数のクライアントを担当するのは、大変に感じることもあるかもしれません。ただ、社内には、1人が対応する各種業務に上限目安が定められているんです。タスク管理・スケジュール管理も各自の裁量で調整できるので、就業時間内で終われるよう業務をコントロールできるようになっています。
山口:アンカーでは、業務過多になっている人がいたら、チームのリーダーがフォローしますし、サポートもつけます。チームで業務を行う体制なので、中抜けしたい時などもフォローしあっています。
モリ:なるほど。せっかくフレックスタイム制度なのに忙しくて、中抜けもできない!なんてことはないのですね。でも、チームのリーダーは、メンバーのフォローで大変なんじゃないですか?
和田:そういうことがないように、ペアリーダー制を取り入れているんです。
ツボイ:ペアリーダー?
和田:このリーダーとこのリーダーはペアになっているから、相手のチームが困ってたら助け合おう、というように決めているんです。
モリ:助け合うチームが決まっているのはいいですね!
業務量が多くて抱え込んでしまうとミスにも繋がりかねないですし、安心感も生まれるように思います。
和田:そうなんです。それに、複数のクライアントを担当することにはメリットもあるんです。一般的な企業の採用担当者であれば、特定の業界や特定の職種しか経験できないところを、業界・業種に関係なく、さまざまな企業の採用経験ができることで、自身の成長速度も何倍にもなるというポジティブな面に気づいてもらえたりするんですよ。
ツボイ:他には、新入社員からどんな相談が多いですか?
和田:入社1ヶ月後にライセンステストというものがあるのですが、テストへの不安の声をよく聞きます。
モリ:ライセンステスト...。名前からして怖いですね(笑)。私だったら、ちょっと気が重くなります。
山口:ライセンステストの目的は、その時の自分の立ち位置を理解するためです。
実は、確実にテストに出るところを事前にほぼ伝えているんですよ(笑)。なので、それほどハードルが高いものではないので、安心してもらえたらと思います。
ツボイ:テストと言っても、理解度を明確にして、次に進むためのステップという位置づけなのですね。
和田:そうなんです!
入社したばかりの頃は何かと不安なこともあると思うので、Slackに「クエスチョンチャンネル」というチャンネルを用意していて、質問したい時にすぐに質問できるようにしています。その他にも、さまざまなフォロー体制をとっているんですよ。
モリ:「CASTER BIZ 採用」の初日の様子は分かってきましたし、よくある不安も解消されてきたように感じます。
次回は、職種ごとの研修内容やフォロー体制についてさらに詳しく教えてもらいます。和田さん、山口さん、引き続きよろしくお願いします!