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「媚びるな、誇りを持て」キャスター中川社長に聞いた“自信論”

こんにちは。約1500名が47都道府県でフルリモートワークをする株式会社キャスターのPRチーム(広報)モリ&ツボイです。

キャスターは、9月26日で8周年を迎えました!
これまで、創業者の中川社長 にフルリモート企業のキャスターに“ないもの”や、”大事にしていること”についてインタビューした記事をお届けしてきました。

社長インタビュー第3弾では、キャスターで働くメンバーへのメッセージとして、中川さんが考える「自信の持ち方」についてお伝えします。

前回までのお話はこちら↓

媚びるな、誇りを持て。

ーーキャスターで働いているメンバーに求めていることを教えてください。

中川:「媚びるな、誇りを持て」ということですね。

CASTER BIZ」(キャスターが創業時から展開しているリモートアシスタントサービス)をスタートした時から、クライアントの窓口となるアシスタントには「ひるむな、媚びるな」と伝えてきたよ。

毎月何千人と応募があるなかで、キャスターに入ったメンバーは一定以上の能力を持ったうえで、ここで挑戦できているということです。

まずは、根本的に誇りを持とう。

そして、もう一つ。多くのメンバーが地方在住ですが、過去にはこのような働き方(フルリモートワーク)をする人はほとんど存在しなかったんです。
自分たちが住んでいるエリアで、今後この働き方を拡大できるかどうかは皆さんにかかっていますよ。


ーー私が入社した頃(7年前)には今ほど応募者はいなかったと思うのですが、最近では多い月で3000名を超える応募がありますよね。その中で採用された方は本当にすごいと思います。

中川:最近入ったメンバーだけでなく、創業初期に入社したメンバーも、この環境で何年もやっているということは、その時点で結構なハードルを超えているよ。

メンバーが1500名ほどになった今、この中で上のポジションを目指すのは大変だと思うよ。だけど、そこにトライしている時点で十二分に誇りを持って良い環境だから。

だから、もうちょっと自分で考えよう。

多くのメンバーが給料をもっと上げたいと思っているだろうけど、 

どうやったら、自分の能力をもっとアピールできるのか?
どうやったら、もっと自分自身が評価されるのか?

を考えてみよう。

会社全体として給料のベースを上げていくことはもちろんやっていくけど、1人ひとりにとっては数%ずつしか上がっていかない。
つまり、表面的に見ると給料はすぐには上がらない。

その中で「どうするか?」と考える人に、次の道を勝ち取る力がついてきます。

自信は、持つもの。

ーー中川さんに「誇りを持て」と言ってもらえるのは励みになります。ただ、「誇り」や「自信」を持つのは簡単ではない時もあります。どうすれば、持てるようになるでしょうか。

自信は持とうとするのではなく、持つもの。
そして、自信の根本は誇りだよ。

誇りを持つには、誇りを持てる行動を取ること。行動が全てを決めるんです。

そのためにも、会社としても“ダサいこと”はやりたくない。


ーーダサいことって、たとえばどんなことですか?

中川:「私たち、リモートワークしててイケてるぜ!」みたいなのはダサすぎだし、「スタートアップだぜ!ウェイ!」みたいなのもダサい。


ーーなるほど。でも、キャスターにはそういう人があまりいないように思いますが...

中川:いや、たまにいるんだよ。でも、そういうのは私が「ダサい」って真正面から伝えてきたから。


ーーダサさの基準はありますか?

中川:難しいけど、人間であれば一定、虚栄心というか目立ちたいという感情があることは否定しないけど、それは自信のなさから来ているんだよね。
自信がないのに、虚栄心で行動してしまうパターンはダサいな

たとえば、高級車に乗って、高速道路でもないのに下道を無駄に飛ばしている人はダサい。
「お金持ちです」と言わんばかりに、高級車を見せびらかそうとしててさ。彼らは、自分と他人を比較して「ああでもない、こうでもない」とモヤモヤして、中途半端に考えたなかで、よく分からない全く意味のないアイコンに対して酔っている状態。

「俺は強いぞ」と虚栄心を振りかざしているんだよね。
でも、どれだけ金を稼ごうが地位があろうが、ダサいものはダサい。


ーー根本に自信のなさが見えてしまっているのですね。

中川:吠えるな、弱く見えるぞって思う。

他人に迷惑をかけない自信のなさならいいけど、他人に迷惑がかかる自信のなさはシンプルに迷惑。

ダサいのは、絶対に失敗するから。
でも、他人じゃ変えられないんだよね。自分で気がつかないと変えられない。


ーー会社や中川さんが考える「ダサい」がよく分かりました。ありがとうございました!最後に、これまでと全く違う質問なのですが、中川さんは毎日やっているルーティンなどはありますか?

中川:ない!

ーー全くないのですか!?

中川:私は他の経営者の皆さんと違って、ストイックさとは無縁だよ。

肩肘張らず、自分自身が自分自身であるということに対して、一定の誇りを持っていればいいんじゃないのって思う。

全部、自信につながるからさ。

最後にキャスターのメンバーに言いたいことは、

あなたたちは、すでに選ばれている。
この選ばれている状態を特権意識化するのではなく、可能な限りすべての人が選べる状態にしたい。

現時点であなたたちは、先頭に立ってこの働き方を手に入れたわけなので、どうしたらいいのかということを考えられる人は考えたらいいと思いますよ。

***

以上、キャスターの中川社長へのインタビュー企画を3回にわたってお送りしました。

また「キャスター通信」を覗きにきていただけると嬉しいです!

キャスターで働くメンバーに求めていることについて、取締役CROの石倉が書いたこちらのnoteもぜひご覧ください↓


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