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ため息408:目標や夢、ビジョンを目に見える形にする

最近、目から鱗の話を聞きました。ジグソーパズルです。2つのグループがジグソーパズルに取り組みます。Aチームはなかなかピースがはまりません。Bチームはサクサクとピースをはめ込んでいます。このスピードの違いには仕掛けがありました。Bチームはあらかじめパズルの完成図を見ているのです。なので、Bチームは完成図をイメージしながら次々にピースをはめていくことができます。一方、完成図をみていないAチームは、木を見て森を見ず状態で方向感が掴めない状況で苦労します。

パズルの完成図を見ることができれば、それをイメージしながらの作業は容易です。
これを人生のパズルに置き換えると納得します。目標や夢、ビジョンを目に見える形にしておけば、その実現のための行動はジグソーパズルのピースをはめていくように比較的容易にすすめることができるというわけです。
この話を聞いて初めて若い頃上司に教えられた予算管理・目標管理の意義が理解できました。
当時は、翌年の事業計画とか目標とか予算作成などは、年度末のルーティンワークとしてのお約束ごとで何の疑いもなく毎年繰りかえしていました。経営者のビジョンの「再構築や明確化」は、アナリストが注目するので重要なのだと思っていました。

もしかしたら、昔初めて予算管理ということばを聞いたとき、当時の上司はその重要性とか意義などを部下に言ってきかせていたかもしれません。でも覚えていません。何しろ、当時は好景気で皆がやることを横並びで、今までどおりにやっていればよかったのです。やれと指示されたことを指示通り実行することが年功序列組織での王道でしたから。

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平史理 taira fumitoshi
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