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ため息41:小さな会社の地元の女子事務員
地方都市に事務所があった外資の会社。そこの現地採用女子事務員の素行はネガティブサプライズでした。地元の高校を卒業して少しばかり英語ができたので、優秀と勘違いをしながら外資企業に入社したようです。外資企業では、上司の勤怠にあわせて仕事をします。上司が休めば休むし、上司が遅刻することがわかっていれば朝はゆっくり出社します。もちろん上司が海外出張中は開店休業となります。
彼女らにも、言い分はありました。
「男性社員は、なりふりかまわず、社内で権力闘争や派閥争いをして高給をもらって優雅な暮らしをしている。責任者は架空出張や領収書を改ざんして甘い汁を吸っている。毎週末、東京に出張し新宿のホテルに社用で泊まって、家族のいる家には帰らない。社内の人間には、川崎に帰ったと嘘をついてごまかそうとする。でもホテルの領収書を精算するので外泊しているのは事実だ。」
このような環境のなかで、良質な社員を求めるのは無理。
彼女たちの品のなさ、質の悪さは、企業で新人教育を受けず、野性のまま居心地のよい事務所に生息したためだと勘違いしていました。実際は、ローカルマネージャーがこういう従業員(少し高めの給料を払えば言うことをきく)を必要としていたのでした。
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