データに基づいた実戦編【Paddockシート的馬券回顧】
1年間のMTP◎の分析から、信頼度が高いカテゴリーが見えて来ました。
データ上は、【ダート1800m】これが一番信頼度が高い条件です。
【条件A】でも勝率38.5% 単勝回収率121.5%
何故か?…何となくわかるような感じはしますよね。
・ダートなので、芝ほどのトラックバイアスが発生しない
・枠番による不利がないコースが多い
・出遅れても、強い馬なら挽回出来る距離
ざっと考えて以上の理由でしょうかね。
MTP◎16番ショウナンライシンは、【条件B】もどきでした。
今回は中6週のローテーション、前走が中12週。
強調点は、『競馬は川田』もそうですが(笑)、【揉】まれ弱いこの馬が大外枠に入ったこと。あとは、先行馬ということです。
パドック情報の、この馬だけに調子1が入り、モノが上かもというコメントが後押しになりましたね。
結果は、絵に描いたような先行押し切り。
直前オッズでは、単勝も2倍台後半からジワジワ上がり最終的には3.5倍と、川田騎手騎乗にしては不思議な現象が起きました。
このレースは、MTP◎59 7番ダンテバローズが○54 10番サンライズパスカルに5ポイント差も離して、誰が見ても一強レース。
ローテーション的には、『条件A』にも引っ掛かりませんでしたが、上村洋行厩舎の同じローテーションを探って行くと勝負気配が強いことが判明し、会員限定のコラム部屋で推奨馬として取り上げました。
昨年40勝の一流厩舎とあって、仕上がりに抜かりなくキッチリ勝ってくれました。
私は、仕事中だったこともあり単勝のみの購入でしたが、馬券上手と定評があるパドラボユーザーの『ぞーありさん』が、このデータとパドック情報を活かして大勝ちしていました。
三連複で掛け金の2.5倍をキープして、三連単で上乗せを狙うバランスの取れた見事な馬券ですね。
このように相手が絞れさらに回収額を伸ばせる状況の時は、攻めの姿勢でありたいです。
次は、『条件B』でもケンに回ったレースを取り上げます。
◎60 7番エメラルドビーチは、基準値57を大きく超え且つ○56 4番カレンチャンキーにも4ポイント差。
確勝級と言いたいところですが、データからダート1200mが悪いのですよ。
『条件B』ダート1200m
【4,4,5,14/27】
勝率14.8% 単勝回収率34%
1番人気でも勝率27.3%
MTP新聞のテンの1ハロンも10位と速くなく、ケンに回りました。
結果は、杞憂に終わりエメラルドビーチは快勝。
『条件ゼロ』のデータが◎と✕の差が4ポイント以上なので、カテゴリーごとにもう少し深く調査することが必要でしょうね。
このレースに合致するような、MTP◎が基準値を3ポイント超えて且つ◎と○の差が4ポイントある場合のデータはどうなのか?
まだまだ、取り上げたいレースがありますが時間の都合上これまでとさせていただきます。
X(旧ツイッター)で、気になった馬について呟くかも知れません。