キーワードは『素直』 Paddockシート的馬券回顧

受験勉強、習い事、仕事は長く続けるほど上達します。
競馬も血統や馬体を勉強し、騎手や厩舎のデータを分析を続けて行けば、右肩上がりに馬券も上達して行くはずです。でも、私もそうですがあまりそういう人は聞いたことありません。
逆に、知識が増えすぎたことが仇となって馬券を絞ることが出来ず、買い目が多くなり当たっても大して儲からないということが起きます。

Paddockシートは、通常の競馬新聞と異なり血統、騎手、厩舎は記載されてません。(今後はどうなるか、わかりませんが)
これが、優柔不断で馬券がごちゃごちゃなりがちだった私にはとても合ってます。

1レース分のシートを読むのに5分くらいでしょうか。
MTP◎から○→▲と順番に読んで行き、6頭目の△を読み終える頃に「このレースはこの2頭だな」「うーん、良くわからないレースだな」とレースに馬券参加するかどうかの判断が早くなりました。

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得意のダートの古馬戦、馬場は不良。
◎9番ハニエルと△1番ルーアンが8ポイント差で力関係がはっきりしているレース。
不良馬場ということを念頭に◎のハニエルから順番に読んで行きます。

◎ハニエル、指数も頭一つ抜けて重馬場実績もあり大丈夫そう。
○ベストチャーム、不良馬場苦手。来ても3着だろう。
▲ジューンアクア、芝→ダート替わり。未知数。
注クイーンカピオラニ、ダートの重馬場の経験がない。これも未知数。
△ルーアンは、脚長で軽いダート向き。これは、良いのでは?

という感じで、直前情報を待つとシートで良さげだったハニエルとルーアンに調子1が入りました。
こうなるとこの2頭で馬券を組むしかないですね。迷うことなくスラスラとこの2頭にPaddockシートが導いてくれました。

ここから、この2頭でどういう馬券を組んで行くかが重要。
01―09のワイドで4倍台後半、馬連で12倍前後。自分としては、このオッズの構成が一番難しく感じます。
ワイドで8倍馬連25倍なら、ワイドを8割馬連をボーナス扱いで2割で買いやすい。逆にワイド2.5倍馬連7倍なら、馬連一点勝負。
この4.7倍のワイドを元返しまで引っ張って馬連12倍で高めの払い戻しを狙うか?果たまた、9割ワイドに入れて馬連をボーナスにするか?いつも悩みます。

結局、ワイドには自信があったので掛け金を多めにして勝負しました。

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結果は、見事に09→01で決まってワイドの本線を的中することが出来ました。が、何故か3連単を追加で買ってしまってるw しかも124着で外してるし…。欲が出ました、馬連にするつもりが3連単でも行けるやろと。
ここは馬連1000円、3連単はこの買い目で良いとして一点100円の1200円にするべきでした。反省。

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続く阪神9R 重馬場のハンデ戦。
このレースは、重馬場適性を重視しながらシートを読むと3番サンキューユウガ、5番メイショウユリシス、8番ロードベイリーフの3頭しか残らず。
小学生に「このシートを読んで重馬場が上手いお馬さんを3頭選んで下さい」と質問してもこの3頭と答えが返ってくるはずです。

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馬券は、1,2番人気の3番と8番が購入対象に入ったことで馬連で組むことは難しく、必然的に3連複を選択しました。

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上記の3頭に直前情報で調子1が入ったダート→芝替わりの人気薄11番を絡めて、強弱付けての3連複を購入。
結果は、あっさりこの4頭で決まりレース回収率も1000%と満足いく形となりました。

Paddockシートの利点は、このようにレース選択から購入対象馬選びまで、手順も難しくなくスムーズに行けるところだと思います。
シートを使っていていつも思うのは、競馬歴の長い私のようなオッサンより、初心者の二十歳の女の子の方が良く当てるのではないかと。若い女の子は素直ですからね。

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