日本キャスタブル工業、タスキをつなげたリレーマラソン
日本キャスタブル工業株式会社の石野です。
今回は、会社で参加したリレーマラソン大会のお話です。
🔶リレーマラソン大会
わが社では、毎年10月に開催される”トマト銀行リレーマラソン”に有志が集まり参加しています。
今年で12回目を迎えるこの大会は、6時間のあいだで1周 約1.1㎞をチームで何周走ることが出来るかを競うもので、メンバーがタスキをつなげ、支えあいながら走りぬきます!
当初は5、6名で参加していたリレーマラソンも、今では10名を超えるまでに参加者が増え、徐々に活気づいてきました。
「みんなで一緒に走れたら楽しいじゃん」
と、割と軽い気持ちで始めたリレーマラソンですが、実際に参加してみて様々な魅力を感じています。
事前に走る順番と周回数を決め、リレーマラソンに挑みました。
今回は年齢の若い順番から始めて、1周ごとに走者を変える戦略としました。
若い世代はやる気と闘争心に満ち溢れ、まさしく自らの限界に挑む姿に刺激を受けました。
私と同じ年代の40代以上組は無理せず、淡々とペースを守りながら目の前の1周完走を目指します。
その濃淡が絶妙にマッチし、チームとしてうまく機能したと思います。
「○○さんの調子が落ちてきた分、自分がカバーしよう」
「○○さんが限界に近いから、順番を入れ替えよう」
などと、チーム全体を意識した走りでお互いを支え合います。
走っていると、周りの参加者たちが意外にも速いことに驚かされます。
「みんなのペースが速い!」
普段あまり走っていない人たちもお祭り的要素が加わることで、一種の高揚感でランニングスピードが上がっているのだと認識しています。
それは我々も同様で、”どこまで走ることができるのか”、自分自身にとっての小さなチャレンジです。
(後日、筋肉痛に苛まれることは言うまでもありません・・)
リレーマラソンへの参加は数か月前に予定されるため、当日までに”走る準備”を行うメンバーが多い(と信じています)。
特に40代以上にとっては、体力・気力が衰えていく年代でもあり、メタボ・高血圧・腰痛などあらゆる不健康に悩んでいる人もいます。
私は、日頃の運動不足を痛感しながらも、きっかけがないために運動しないことや、無理できないなどという自分の言い訳を正当化しがちです・・
このイベントへ参加することで、否応なしに自分の身体がどういう状態なのか、少し分かるため、体力チェック的な要素も含んで健康へ向き合う機会となります。
このように、リレーマラソンには多くの魅力がありますが、一番は共通のゴールに向かってみんなで楽しみながら挑戦できることです。
会社組織においても似ている部分があると感じており、多様な人材がいて、達成目標があるなかでどう協力し合って取り組むか。
一人では難しくても、仲間がいるからこそ目指せるものやたどり着けるものがあるのだと教えてくれたリレーマラソンでした!
最終ランナーの若手I君は、ゴールが近づくにつれて感極まったのか、自ら最後の週は2周走る決意をし、周りを驚かせていました。
タスキをつなぎきった我々の達成感と充実感は、夜のアフター焼肉とビールとともに疲れた体に染み渡りました・・・
石野統輝也
高品質で豊富なラインナップの耐火物を通して、ものづくりを支える企業
用途に合わせた各種耐火物の製造をはじめ、長年培ってきたノウハウを生かし、素材から施工方法まで、すべてがオーダーメイドのサービスを行っています。「お客様の共感を得るものづくり」、「環境負荷の少ない企業運営」をキーワードに、日本キャスタブル工業だからできる事業を続けています。
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