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【営業・渡辺佳子さん】独立してスキルを磨きながら働いていた私が、テック系ベンチャーで働くまで

CASTは「あらゆる場所にセンサーを」をミッションとし、薄型・耐熱・フレキシブルな独自センサーをコア技術に持つ企業です。2023年5月には、1.5億円の資金調達の実施をご報告しました。配管減肉モニタリングシステムの防爆認証取得に向けた、研究開発及び営業体制確立に注力していきます。

CASTとしても転換期となったこの時期、CASTには新たな仲間が増えました。今後、営業を中心に業務を行う渡辺佳子(わたなべ よしこ)さんです。

今まで様々な業界・業種を経験されてきた渡辺さん。今後のキャリアを考え、他にはない“尖った”スキルを身に付けたいと思っていた時に出会ったのがCASTでした。CASTの“尖った”技術や柔軟な働き方働き方に興味を持った渡辺さんの、入社までの経緯とは。採用担当の深山さん同席の元、渡辺さんにインタビューしました。



尖った技術があるCASTで、営業やBPO業務経験を活かせそう


―CASTでの仕事内容を教えてください。

渡辺(敬称略):
採用いただいたのは営業職です。2023年4月に入社したのですが、最初の1ヶ月間は打ち合わせに同席したり、Webサイトを変更したり、問い合わせ対応をしたりとできるところから業務をしていました。

今後はプロダクトにご関心を持ってくださったクライアントに対し、営業としてコミュニケーションを取っていく予定です。


―CASTで働くことに興味を持ったきっかけは何でしたか?

渡辺:
構想していた働き方が実現できそう!と感じたことです。

ひとつは、これまでの経験が活かせそうなイメージができました。私は営業に加えてBPO*業務経験などがあります。採用前、深山さんに面談でお話しいただいたCASTでの業務の幅が、私の経験を活かせるのではないかと感じました。

もうひとつは、コア技術でニッチな市場に挑戦していることです。組織として尖っていることに興味を持ちましたが、私自身が尖っていなくても以前の幅広い経験がCASTのためになるのではと思うようになりました。

*BPO
ビジネスプロセスアウトソーシングの略で、 総務や人事、経理といったノンコア業務や、自社には運用ノウハウがない業務を、継続的に外部の事業者に委託すること(引用元


―なぜ尖っていることに注目されていたのですか?

渡辺:
きっかけは家族の転勤などの理由で始まった「二拠点生活」と、様々な業種の経験で得られたマルチポテンシャライト的な働き方でした。これらを活かすために独立して働いていたものの、ぶつかった壁は市場獲得や、他社と差別化できる尖ったスキル・技術でした。

スキルを磨くため研修などを運営している派遣会社に登録。自動的に求人情報が届くようになり、出会ったのがCASTだったんです。場所を問わずに働けるリモートワークを取り入れた柔軟な働き方尖ったコアな技術に一気に興味が湧きました。


やりがいだった経験を「教えてほしい」と言われるなんて

―今までのご経歴を教えてください。

渡辺:
様々な業界・業種を経験しましたが、営業に関わっていた期間は長かったです。出版会社で販促営業をしたり、先ほど話にあった建築会社で営業事務をしたり。リフォームのコーディネーターというと、分かりやすいかもしれません。

建築会社では、お客様の限られた予算のなかで「どこに・どれくらいお金をかけて、理想の暮らしを実現するか」を決め、工務店さんや内装屋さんなどあらゆる分野の業者さんと相談しながら、見積書や提案書などをご要望に添って作っていました。

0から構築、完成する過程で徐々信頼関係が築けることなど、楽しみながらやりがいを感じていたんです。CASTの面談では、その頃の話に興味を持ってくださったように思います。

深山:
佳子さんのコーディネーターとしてのご経験に、とても惹かれました。

印象的だったのが、面談中に「前職では見積もりのストーリーを揃えていた」とおっしゃったんですよ。“見積もり=数字”という考えが大きかった私にとって、ハッとするような視点でした。佳子さんのご経験をもっと知りたくなったし、「ストーリーで揃える」見積もりの作り方を教えてほしいと思ったのを覚えています。

渡辺:
当時は「とにかくいいものを作ろう」という思いで、多方面からの要望を形にし説明するための一つの方法だと思っていました。それを「教えてほしい」と言ってくださる方がいるとは思ってもいなかったので、とても嬉しいです。

建築会社で働いていた頃、もうひとつ楽しくてやりがいだったことがありました。それは現場に行くことです。

CASTの営業職募集で「リモートワークを基本としつつも、出張もあり」の記載を見たときは「出会った!」と思いました。リモートワークも、現場に行く出張も叶うなんて、私にとっては本当に理想的な働き方です。「CASTで働いてみたい!」強く思いました。


―求人情報に記載の働き方に興味を持ち、面談を重ねるなかで、CASTにどのような印象を持ちましたか?

渡辺:
実直で真面目
に、目標に向かって仕事しているイメージでした。

1回目の面談では互いを知るためにざっくばらんに話をしつつ、2回目ではかなり実務的な話をしてくださいまして。私に何を求めているのかを伝えてくださった時点で、「期待に応えられるかは分からないけど、ここで働いてみたい」と思えたんです。

その後、展示会にお誘いいただいたり、最終面談で熊本オフィスに行ったりしたら「あたたかい雰囲気なんだな」とも思いました。今まで入社した方はCASTのどなたかと知り合いだったケースがほとんどと伺いましたが、私がみなさんの輪に入りにくいなどは全くなくて。初めて会う私に気兼ねなく、和気あいあいと話してくださり嬉しかったのを覚えています。


意見を求めてくれるから、私も成長できる

―CASTの社員になって1ヶ月経ちましたが、CASTならではの仕事のやりがいは何ですか?

渡辺:
個人の許容範囲が大きく、私のやりようで会社の成長に繋げられたり、自分も成長できたりすることです。

そもそも中妻さんや深山さんから、新人の私に「佳子さん、これどう思いますか?」と意見を求めてくださいます。嬉しいなと思いましたし、今後私の提案を採用いただけることもあるのだろうなと思います。提案できるだけの実力を付けたいなと感じているところです。

私自身、成長できることが仕事のやりがいで。ルーティンワークの方が苦手なんです。自分が一歩でも、半歩でも、0.1歩でもいいから前に進めている実感があるのが好きなので、私のような人はCASTに向いていると思います。


―一方で、CASTならではの仕事の苦労があれば教えてください。

渡辺:
コア技術を理解するのは、やはりむずかしいです。コア技術が分からないと営業できないので、勉強することがたくさんあるなと感じています。でも、分からないからこそ興味が湧くし、面白いなと思います。

―CASTで働く前は「実直で真面目・あたたかい」なイメージがあったと思いますが、今のCASTの印象を教えてください。

あまり変わらないですね。入社前にほとんどの方とお話しできたので、そのままです。

ただ働いていて、実直で真面目な理由が少し分かった気がします。会社の目標に向かって、一人ひとりが自主的に行動しているんですよ。「仕事だから」と割り切るわけではなく、心から共感して向き合っているイメージ。重要なことは必ず共有する一方、他の仕事は個々で着実に進めている姿勢を見ていると、みなさん自己管理力が高いなと感じます。


テック系ベンチャーの面白さを経験してほしい

―今後CASTにはさらに仲間が増えると思いますが、どのような人と一緒に働きたいですか?

渡辺:
色々なことに興味を持ち実行に移せる、マルチポテンシャライトのような方は働きやすい職場かなと思います。発想力や構想力は、これから成長するCASTにとってはとても必要なことです。

またリモートワーク導入により、ライフステージの変化や環境に左右されることなく働ける可能性が大きいのもCASTの特徴だと思います。柔軟な働き方を叶え、かつ大学での研究結果を社会実装していくテック系ベンチャーの面白さをぜひ一緒に経験してほしいです。


―最後に、今後CASTの一員として挑戦したいことを教えてください。

渡辺:
CASTのミッションである「あらゆる場所にセンサーを」に、貢献できる人になりたいです。今は配管を中心に製品開発していますが、今後はどのような業界で使っていくのがいいかを念頭に置きながら、営業として知識を増やし、お客様に提案できるところまでステップアップしたいと思います。事業が広がり人命を救う一助に繋がればとても嬉しいです。



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CASTでは引き続き、一緒に働く仲間を募集しています。エンジニア・営業・マーケティングなど多方面で募集中です。CASTで働くことに少しでも興味を持った方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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取材・執筆:小溝朱里



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