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トランスジェンダー差別発言をSNSで繰り返していた60代女性、誹謗中傷で訴えられ、慰謝料を命じられる

作家の李琴峰氏は、埼玉県川越市在住の60代女性から2021年12月から9か月にわたって執拗に誹謗中傷を繰り返され、提訴していましたが、裁判の判決が下り、誹謗中傷をしていた人物に「16.5万円の支払い」を命じました。

この誹謗中傷を行っていた人物は、これまで反LGBTの発言をSNSで何度も繰り返しており、とくに反トランスジェンダーの発言が目立っていました。

その発言の一部は以下のとおりです。

「性的マイノリティの人権」を錦の御旗にして、女性迫害・女性差別が正義とされる地獄のような時代。

お茶の水女子大学はトランス女性を受け入れているからお茶の水大学だね。日本女子大学もこれからは日本大学に……あれ?

本人が自認するものはすべて無条件に受け入れなければならないというのなら、私は今日からトランスベストセラー作家でトランスセレブだねw

今回、誹謗中傷を行っていた人物は裁判にて「トランスジェンダリズムに対して批判的な立場にある者」であると自身を説明していました。

「トランスジェンダリズム」という言葉は、現在、主にトランスジェンダーの平等の権利に反対する人たちの間で、トランスジェンダーを揶揄する目的で利用されている単語となっています。「トランスジェンダー・イデオロギー」や「トランスジェンダー思想(トランス思想)」「性自認至上主義(性自認主義)」などと言い換えているケースもあります。

出典:note


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