
J・K・ローリングがトランスジェンダーを支持する俳優に「ジェンダータリバン」と暴言を吐くコメントをシェア
『ドクター・フー』のスター俳優であるデイヴィッド・テナントは、トランスジェンダー反対派の議員はトランスジェンダーの人々を放っておくべきだと大胆にも示唆したため、著名なイギリスの政治家、そしてもちろんトランスフォビアの筆頭であるJ・K・ローリングの怒りに直面することになりました。
この騒動は2024年6月24日、デイヴィッド・テナントが今年の英国LGBTアワードでセレブリティ・アライ賞を受賞した際、トランスジェンダー差別的な言説で知られる英国女性・平等大臣のケミ・バデノック氏を非難したことから始まりました。
スピーチの中で、テナントは家族とともにプライドを祝うことの大切さについて語り、「私たちは身を投じている」と語りました。過去1年間、この俳優はいくつかのメディア出演でノンバイナリーのピンバッジを付けており、最近ではロンドンのウエストエンドでミュージカル「ミーン・ガールズ」のプレミアに登場しました。昨年の夏には、プライム・ビデオシリーズ「グッド・オーメンズ」のプロモーションでロンドンのプレスデーに「トランスジェンダーの子供たちを放っておいてくれ、あなたたち絶対的な変人ども」と書かれたシャツを着て話題になりました。
この発言を受け、すかさずネット上で噛みついてきたのは『ハリー・ポッター』の著者でもあるJ・K・ローリングです。テナントは「女性だけのケアを求めるレイプ被害者」「男性にスポーツの機会を奪われている少女や女性」「有罪判決を受けた性犯罪者と一緒に収監されている女性囚人」などのグループを攻撃していると独自の見解をいつものように主張し始めました。
ローリングはまた、Xに関する記事もシェアし、テナントがメディアの報道でバデノックよりも批判を受けていないのは、彼が「ジェンダー・タリバン」の一員であり、「彼らは聖なるカーストであるため、特別な免除を受けている」ためだと示唆しました。
ベストセラーによって大金持ちとなったJ・K・ローリングは今では作家というよりはトランスジェンダー反対運動のインフルエンサーとしてのほうが存在感を発揮しており、これまで幾度となくその差別的な発言を批判されても、止めるどころがどんどん過激になっています。多くの俳優はそんなJ・K・ローリングに呆れているようです。
参考となるウェブサイト