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LGBT支援団体「にじーず」へのネット上の誹謗中傷、加害者を特定し法的措置に動き出す
LGBTの若者や子どもたちを支援して居場所作りをしている一般社団法人「にじーず」は、とくに2022年からSNSなどインターネット上で「子どもをグルーミングしている」などの事実と異なる活動への誹謗中傷が発生していました。
そこで「にじーず」は法的措置のために動き出し、とくに違法性の高い書き込みについて発信者情報開示請求を行っていることを、代表者の遠藤まめた氏のSNSなどで説明していました。
すでに発信者からの謝罪の言葉と共に、示談が成立しているものもあるとのことです。
一方で、すべてのケースで裁判所から違法性が認められ、発信者の情報が開示されていることを2024年6月21日に報告していました。
世界中で性的マイノリティに対する差別的な言動が繰り返されており、とくに「LGBTは子どもを虐待している」といったデマが流されることがあります。日本でも同様の主張が観察でき、インターネットでの誹謗中傷で損害を受けている支援団体や個人もいくつもあります。
近年は、日本でもLGBT差別(主にトランスジェンダー差別)をめぐって裁判が起きるケースが目立っており、今後もさまざまな裁判が起きると考えられます。
参考となるウェブサイト