「人生に簡単な答えはない」『ジョーカー』
洋画で自分史上、一番好きな役は「ダークナイト」の「 ジョーカー」です。
ヒース・レジャーが演じたあの「ジョーカー」です。ドラマの「 MOZU」で、既にオマージュされるほど、 強烈なインパクトを残しました。
その「ジョーカー」を今度はホアキン・ フェニックスが演じた本作品。
ロバート・デ・ニーロも登場します。ホアキン・フェニックス× ロバート・デ・ニーロ。これだけで観る価値がありそうです。
率直な感想は、ホアキン・ フェニックスのジョーカーが見事だった、です。監督は、 ホアキン・フェニックスのために書かれた作品といってます。
この映画は、ジョーカーの物語ではなく、 ジョーカーになるまでの物語です。 ジョーカーになっていく変化が描かれていました。
ロバート・デ・ニーロは、 コメディ番組の司会者という役どころです。
ここには『キング・オブ・コメディ』との繋がりが見出だせます。
監督はあの「ハングオーバー」を手掛けてきました。もはや必然。
「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」 チャールズ・チャップリンの有名な言葉です。
喜劇と悲劇、二律背反する出来事も結局は隣り合わせ。 どの視点で観るかによって変化します。
私も難病を患い、悲劇のどん底でしたが、今は受け入れています。 いつか喜劇としても受け入れられる日が来ることを期待しています 。
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