2020.5.7 出猟日誌
日の出4:11、日没18:34、天気:曇り
この日は4時に起床。
先日1頭獲れたので、ペット用に必要な5kgのお肉は何とか手に入ったものの、在庫がギリギリなのでもう一頭獲っておきたいと思っていたこの頃。
朝一は普段はいかない足寄湖の方を回ってみた、最近日中見かけるスポットがあるのでそこの確認・・・いない!
気を取り直していつもの上足寄方面に移動。
螺湾に入る手前、右手のガードレール脇に1頭発見するもすぐに逃げられる。
車を降りて付近を確認するも姿は見られず・・。
すると軽トラに載ったおじさんがやってきて、少し戻ったところにある小屋のあたりで見たとの情報が。またもや姿は見られず・・。
気を取り直して目的の上足寄を回ると・・・いない!
よく見かけていたのに・・。
この後、畑作業の仕事があったのであきらめつつも悪あがきで少し寄り道気味に帰っていると・・・いた!
畑の脇にいて、こっちをみるやぴょんぴょんと逃げていく。
車で追いかけていると途中で見失ったものの後ろを振り返るとこちらを見ている先ほどの一頭。
ゆっくりと踵を返し戻る。鹿逃げる。
畑の脇にある鹿柵を超えようとしたのか、柵に激突するシカ!
柵の網目に頭と角が引っかかってしまったようでその場でパニック状態で暴れまわるシカ!
自分はゆっくりと弾を込め、頭を狙うも暴れまわるシカに狙いが定まらず、発砲するもそのまま暴れ続けるシカ!
もう一発撃つと今度は首から血を流しているが、勢いは少し落ちたものの相変わらず暴れるシカ!
今度こそと発砲すると静かになった。
弾痕を確認すると耳に一発、首に一発、後顎に一発跡があった。
その後は回収作業。
車から獲物までの距離はさほどなかったが、起こしてある畑部分を横切る気にならず、迂回して引っ張っていく。
道と畑の間の傾斜がきつく、自分の力で引っ張り上げるの厳しいと判断し、鹿と車をロープでくくり引っ張り上げた。
捕獲写真の撮影時間が6:38。作業場での解体作業は7:20頃に着手となった。
9:06に解体と片付けが完了し現場を後に。解体に要した時間は1時間40分ほど。
ブッチャーへの道のりは険しい・・。
今回は仕留めて駆除写真を撮ったあとに血抜きを兼ねて頭を落としておき、解体作業に入る前に前足、後足の第一関節迄を落としておいたので、上半身の皮はぎが少し楽に。
皮はぎをもう少しスムーズにしたい、前足より先の処理にもたついてしまうので、今回は下半身から皮をむいていったが、上半身から行った方が良いかもしれない。チェーンブロックの上げ下げが手動なので面倒であるが・・。
あとは、肛門付近と膀胱の処理がまだ慣れなくて時間がかかってしまうのでそれも課題・・。