第2回ブギる心

先日の10月12日土曜日、東京キネマ俱楽部で行なわれたブギ連のライヴ「第2回ブギる心」を観てまいりました。

ブギ連は、元・憂歌団の内田勘太郎さんと、ザ・クロマニヨンズのヴォーカル・甲本ヒロトさんによるブルースユニット。
彼らの5年ぶりのニューアルバム「懲役二秒」の発売に伴うライヴツアーの１本となります今回のライヴ。
10月11日と12日の東京キネマ倶楽部を皮切りに全国６本のライヴを行なうツアーです。

ツアーはまだ続きますが、ネタバレになる描写もありますので、気になる方はご遠慮ください。

結論から申し上げますが、もう最高に最高でした。
内田氏のキレまくるギターに、ヒロトの冴わたるハーモニカと、熱情の歌声。
音数こそ少ないのに、身体中に響き渡る底知れぬブルースパワー。
気ままにギターを弾きまくる内田さんを観て大笑いしながら楽しそうに歌うヒロト。
クロマニヨンズではなかなか聞く事のできないほぼ生音のハーモニカ。
いやはやすごかったです。
とても良いものを見せてもらいました。

セトリの取り決めも無く、内田さんの思いつくままに演奏していくフリーダムすぎるスタイル。
時折ヒロトも困惑しながら次の曲を確認したり、演奏を終了しようとする内田さんに「勘太郎、歌もう一回あるで」と注意したりw
なるほどこれこそがブルースなんだ…と思わず納得してしまう楽しい時間でした。
アルバム「懲役二秒」も非常に面白かったですが、やはり彼らの醍醐味はライヴでこそ生きるなぁ…と。

定期的にやってほしいなぁと切に願うばかりです。

懲役二秒 (CD) (通常盤) (特典なし)