こんにちは、CaseMatch運営事務局です。
ケース問題解説編第2弾です。
第1弾は「龍角散の売上向上」でした。同じく消費財ですがこちらも問題特有の論点があるためぜひ参考にしてみてください。
では早速、下記のお題を解いてみましょう。余裕のある方は解説を見る前に自分でも解いてみると良いです。(なお、ケースマッチで回答すると他の方の回答もみることができます。問題はこちら)
お題
回答はこちら↓
ケース面接では回答は一通りに定りません。そのため、必ずしもこの回答と同じ方針ではないと面接通過できないというわけではありませんが、良い回答は構造的かつ論理的で、自分の示唆やアイデアを的確に伝えられているという特徴があります。
皆さんには、ケースマッチを通して自分の示唆やアイデアを的確に伝えられるような記述方法(話し方)を学んでいただきたく思っています。
良いポイント解説
セグメントごとの市場の整理を行った上で、自社の課題を特定できている点
現在のターゲットに対する競争の激化を指摘し課題を更に深ぼっている点
他のセグメントにおける市場成長と参入余地の発見
ブランドイメージの低下リスクをケアしつつ取るべき施策を、顧客のニーズをしっかりと捉えた上で言及できている点
上記のように、当回答では3Cの分析(市場、自社、競合の分析)から自社が取るべきポジショニングを明確にしている点が良いです。
このように、市場を細分化し自社がターゲットとするべき領域を明確にする工程はSTP分析と呼ばれています。
STP分析も非常に良く利用されるので、頭の中に入れておくと良いと思います。
最後に
皆さんがケース対策/GD対策をする上で、本記事が有益なものになることを願っております。
今後ともCaseMatchをよろしくお願いします!
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