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平屋だから、収納が上手くいく。

■ 平屋にみる4つの収納ポイント
✔️ 2階建 vs 平屋  = 収納スペースはそれほど変わらない
✔️ 目の届きやすい平屋は動線Good → 合理的で管理がしやすい
✔️ 収納の基本:ものを『厳選』する → 価値観に合わないものは手放す
✔️ 平屋は屋根が広い → 使用頻度の低いものは充実させた小屋裏収納へ

ムダのない間取りで広々と暮らせることは平屋の魅力のひとつです。ただ、不要なスペースを省略する分、収納をじゅうぶんに確保できるか不安だという思いもあるかも知れません。今回は、平屋にまつわる【収納力】について、紐解いてまいります。

■ 平屋の広さをマンションに換算すると...

「平屋」というと特別な感じがするかもしれませんが『階層のない住まい』という意味では、多くの人が住んでいるマンションと同じです。

25坪の平屋 ≒ 82平方メートルのマンションの部屋

じゅうぶんな広さがあり、収納スペースもきちんと確保できることに気づくのではないでしょうか?

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■ 片付け上手になった秘訣は『行きどまり』の考え方

平屋の収納にはメリットがたくさんあります。一層で部屋同士がつながる平屋には『行きどまり』がなく、動ける回遊動線をつくりやすく、余計なものが溜まりにくくなります。2階に比べると『家の中の目につかない場所』が少なくなるため、ものを把握しやすいのも特長です。

たとえば、使用頻度の低いものを2階に上げてしまったら最後、なかなか階下へ降ろさなくなってしまうことは、2階建て収納の難点のひとつ。合理的で充実した収納がつくれるのは、平屋の収納の大きなメリットなのです。

平屋に住み始めたら、いつの間にか家族が片付け上手になったという声もよく聞きます。

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■ 上手な収納のコツは『厳選』すること

居心地のいい家の条件のひとつは、雑多なものが少なく、空気が心地よく流れることです。そのためには、不要なものを減らす作業が大切。

POINT.01
『捨てる』『手放す』と考えると気が重くなってしまう人は、本当に好きなものや手元に残したい大切なものを『厳選する』ことを考えましょう。

今の自分のライフスタイルに合わないもの、数年使っていないもの、持っていたことすら忘れていたもの、今後も使う予定がないものなどは、思いきって手放します。

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家の中が『自分の好きなもの』『よく使うもの』ばかりになったら、取り出しやすく、しまいやすい場所に収めていきます。

POINT.02
使用頻度の高いものほど、見える範囲や手の届く場所にしまうことで、自然と暮らしが整っていきます。

家全体に目が行き届きやすい平屋暮らしは、誰もが使い勝手のよい収納を実現しやすい家だと言えるでしょう。

■ 小屋裏収納という手があります

それでも、ものが多くてどうしても収納しきれないという場合は、小屋裏収納をつくるという方法も。平屋は屋根が広いため、小屋裏を広くとることができます。年に数回しか使わない物などを収納するには便利です。

とはいえ何年も使わず置きっぱなしのものは、平屋も2階建てもマンションも関係なく『家の中になくてもいいもの』だと考えるのも、快適な暮らしのコツです。

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■ マガジン『casaの平屋』