今日、誰のために生きる?⑤
「今日、誰のために生きる?」
ひすいこうたろう×SHOGENを読んで
✅ブンジュ村から帰ってからの僕
2015年にショーゲンはブンジュ村から日本へ帰りました。
ある時カリビンさんから画家としてやっていくことで大切なことを思い出しました。
「大切なのは、感謝の気持ちを伝えること」を・・・
ショーゲンが日本に帰国して「ペンキ画家」として初めての仕事は動物園の大きな壁に絵を描くことでした。
ホームセンターで大量のペンキを買って書き終えたショーゲンは、突き抜けるような空色の鮮やかさに感激しました。
ペンキの缶に「日本ペイント」と書いてあったので「羽田空港」を降りた足で日本ペイントの本社へ向い、受付電話で「マーケティング部」を選んで鳴らして・・・「感謝の気持ちを伝えたいのですが、お会いできますか?」とショーゲンは頼みました。感謝の気持ちを伝えに来たというカリビンさんの話しどおり会社の人が下りてきて・・・その人に!
「こんなに明るい空色を創れる会社なので、明るい未来を創れる会社だと思いましたので将来一緒に仕事がしたいです。」と伝えました。
その後、なんと・・・スポンサー契約を結んでもらえました。
・・・・・本書には「より深層を捉えた続きがありますから書店にて、この本をてにされることをお勧めいたします。」
✅夏の思い出
ある日、ショーゲンは休憩がてらにブンジュ村の屋台に、お世話になっているカリビンさんと向かいました。
屋台の「ファンタ」は三種類、パッションフルーツ・オレンジ・パイナップルと南国風味、カリビンさんは、いつもパッションフルーツを頼みます。
カリビンさんは普段、心にゆとりを持った素晴らしい人なのですが、そんなカリビンさんも大好きなパッションフルーツ味が売り切れている時だけは「険しい顔になり、舌打ちします。」
これを、ブンジュ村では「人間らしい」「かわいい」と言います(笑)
夏の思い出、ファンタのパッションフルーツ味
✅初めて見た
時間に追われるタンザニア人
お世話になっているカリビンさんの家に近所に住む「卵売り」が大きなバケツに卵をいっぱい入れてやってきました。
500羽のニワトリを飼っていて、毎日1200個の卵を産むそうです。
その日は600個の卵を売ってきたが600個が売れてないとのことで・・・卵をいくつか買って欲しいと、カリビンさんを訪ねたそうです。
そのスマは疲れ果てた状態でソファーに座り込み、ぐったりしていました。
今の日本人のように時間に追われているタンザニア人を、この日始めて見ました。
ショーゲンは「売り切れない卵なら、ニワトリを食べて減らさないの?」と聞くと、スマは「この卵で生活できているから殺せない」と答えました。
カリビンさんはショーゲンに今日は卵をいくつ食べられるのか?聞いてきました。
ショーゲンは今日は一つも食べる気分ではない。と伝えると・・・スマは10個の卵をテーブルに置いてカリビンさんにあげて帰りました。
✅日はまた昇る
注釈「ひすいこうたろう」
夢の中に迷い込んだような、世にも不思議な村の物語。いかがだったでしょうか?
ここからは、ブンジュ村の教えを具体的に、あなたの日常に落とし込んで頂きたいと思いますが、まずは空を見上げて一服しましょう。
この空はブンジュ村に繋がっている。
僕ら現代人の祖先はミトコンドリアDNA解析の結果、10数万年前のアフリカ女性にたどり着くようです。人類はアフリカから世界に広がっていったらしいです。
今の日本人が失ってしまったように見える、かつての日本人の幸せに生きる感性が、人類のスタート地点アフリカに「大切に大切に」保管されていたのです。
歓喜して生きてきた生きてきたみずみずしい精神性が、ショーゲンさんを通して再び、奇跡的に日本に戻って来たのです。
そのバトンは、今日、あなたに託されたのです。
「ひすいこうたろう」YouTube↓
✅幸せがずっと続く秘密
「日本人の血の中に流れる素晴らしい記憶を呼び起こしてほしい」
ここからの「ひすいこうたろう」解説編では、ショーゲンがブンジュ村で知り得た「幸せが続く」エッセンスを、僕ら日本人が日常生活に落とし込んで行けるのかに「フォーカス」してみます。
「それは自分のために描こうとしているのか?
それとも人のために描こうとしているのか?
人のために描くのは良いけれど
自分の喜びもないといけない。
人のためにやって人が喜んでくれたとしても
自分がまったく喜びが感じられないんだったら
それはやめておけ」
と村長がショーゲンに伝えたメッセージを僕ら日本人が今、言われたら「どうします?」
「6つの秘訣」
1. 小さな幸せが一番大きな幸せと氣づく
2. 自分の本音を大切にする
3. 無駄を大切にする(効率を求めない・今ここを楽しむ)
4. 駄目な自分を「かわいい」と許す(完璧であろうとしない)
5. 一番身近な大自然、体の感性を取り戻す(五感を磨く)
6. 歓喜する。
✅本心で繋がっている
「わたし」と「あなた」は「本心」で繋がっている
ブンジュ村の教えは、徹底的に自分の気持ちを大切にすることから始まるわけですが、すると「わがままになってしまわない?」と心配になったかもしれませんね。
自分の本当の気持ちに嘘をつけばつくほど、他者との繋がり「回線」が細くなってしまいます。
無理して他人にいい顔をしている時は、一番大事な自分に嘘をついているので、相手とのつながりが希薄になっていくのです。無理して相手のためにやっていると、必ず問題が起きると村長は言っていました。
「自己犠牲は、神様がもっとも悲しむ生き方」と伊勢神宮の吉川竜実さんが言っていました。
✅自分を満たすと・・・
自分を満たすと周りも幸せになる
どうして徹底的に極上なまでに自分を大切にしてあげる必要性があるかというと、「人」は自分の幸せを極め切ると「人が幸せになることを自然に望む」ようになるからです。
「6つの秘訣」
1.小さな幸せが一番大きな幸せと氣づく
2.自分の本音を大切にする
3.無駄を大切にする(効率を求めない・今ここを楽しむ)
4.駄目な自分を「かわいい」と許す(完璧であろうとしない)
5.一番身近な大自然、体の感性を取り戻す(五感を磨く)
6.歓喜する。
この6つができると、心に余裕が生まれて自分の幸せのコップが満たされてから、あふれ出します。すると自己犠牲することなく自然に他者との喜びの中で繋がることができるんです。
あなたが幸せに、ご機嫌でいることが最高の社会貢献になるんです。
※「横濱:不動産研究所」ただし、今の仕事量や生産性の環境の中では難しいでしょうから・・・局部的に満たしていくか、環境を変える機会かもしれませんね。
✅奇跡的なまでに平和だった・・・
奇跡的なまでに平和だった縄文時代!
縄文時代は「自分の幸せ」が「みんなの幸せ」になっていた時代が日本で1万4千年も続いていたとブンジュ村の村長のお爺さんが、かつての縄文人と時空を超越して教えてもらった・・・
村長は「自然と共存共栄する秘密は日本語にある」と言っていましたが、日本語の訓読みの言葉の源流は縄文時代の話がベースになっていると言われています。
争いを好まなかった縄文文化の名残も京都御所を見ればわかります。
天皇陛下の住まいに、お堀が無いのです。
あまりにも無防備。はじめから闘うことを想定していないのですね。
✅小さな幸せが一番大きな幸せ・・・
小さな幸せが一番大きな幸せが一番大きな幸せだと氣づくことから始める
『幸せの3か条』
1️⃣「ご飯が食べられることに、幸せを感じられるか」
2️⃣「ただいまと言ったら、おかえりと言ってくれる人がいるか」
3️⃣「抱きしめられたら、温かいと感じられる心があるか」
幸せの第一歩は、自分は幸福だったと知ることなんです。
幸せになるとは「幸せを感じる心」を手に入れるしかないんです。
✅「ハッピー習慣」を身に着ける
「WORK」習慣化
ホッとする感覚、安心感をまず自分にプレゼントしてあげてください。
ブンジュ村では「相手を抱きしめるように話す」という教えがありましたよね。
毎日、お風呂の中で、両手で優しく自分の体を抱きしめて欲しいのです。
そして、自分が言われたい言葉を自分に言葉をかけてあげる
「幸せになっていいんだよ」
「大好きだよ」
「今日もありがとうね」
最初は恥ずかしいかもしれないけど、やってみてください。
幸せのベースは安心感です。
安心感は幸せを増幅してくれる、幸せの土壌といい。
安心感という豊かな土壌に「幸せの種」を増やしていきましょう。
✅自分の本音を大切にする
「今日、誰のために生きる?」
これは、ブンジュ村の挨拶でしたよね。
その答えは「自分のために生きる!」
人生最後の日に誰かが自分をどう?思っていたかなんて氣にする人は居ないのです。
自分が自分をどう?思っていたか?
最後に問われることは?「それだけです。」
中略
自分を大切にする生き方は2つの行為がある?
① 自分がやりたいことをやってあげること
② 自分がやりたくないことは、やらないであげること。
それが自分を大切にすることです。
すると自分の心に嘘がなくなるのです。
自分への嘘がなくなると・・・
「わたし」と「あなた」を隔てていた「ボトルネック」が解消されて誰かの幸せを願えるようになるのです。
自分を大切にできないと他者との世界と喜びで繋がれないのです。
つまり、自分の心に寄り添うことができれば、他人の心にも寄り添うことができるのです。
豐策|ほうさく
@arigatou_1188
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