初日の出ならぬ2024年最後の日の入り
日本人は初日の出の好きな人が多いようで、年明けはSNS上などに初日の出の画像が溢れかえります。
しかし、朝日も良いと思うのですが、夕日マニアの私としてはより関心が高いのは年末の日の入りです。
下の写真は前年2023年の大晦日の夕空ですが、残念ながらあまりパッとしない空模様でした。
しかし、2024年末はなかなかに素晴らしい夕空を拝むことができました。
巳年の前年の12月29日と30日には年末だというのに冬眠に入っていないヘビが日光浴しているところも見たし、「終わりよければすべてよし」なので(ちょっと意味が違う?)、良い年になりそうな予感がする2025年巳年の元日です😊
2024年12月30日
大晦日の一日前、2024年12月30日の夕空は風が弱くて雲がかかってしまい、日の入りの10分~15分前の夕日は雲の中に隠れていました。
しかし、視点を少し右にずらすとこんな感じで、空の色と雲と富士山とのコントラストと飛行機雲も綺麗な素晴らしい夕空が広がっています。
高さの違うところに種類の違う雲が浮かんでいると夕空がカラフルになって良いものです。
雲一つないクリアな空の日没も良いのですが、こういった光景は雲があってこそです。
もう少し富士山をアップにするとこんな感じです。
これらの写真を撮った場所は房総半島西岸ですが、何れにしてもここは夕日が水平線には沈まない位置なので、程よく雲の浮かぶこの光景の方が良かったとも言えます。
2024年大晦日
2024年の大晦日は、日中は西~西南西の強風が吹き荒れ、比較的暖かったのですが、西向きの海岸は大荒れでした。
ここも同じく西向きの海岸ですが、30日の海岸より直線距離で10kmほど北に位置する海岸です。
10kmずれただけで三浦半島・伊豆半島・富士山・神奈川県の山々などの見え方が結構大きく変わり、大きさも違って見えるのですが、ここでは冬は水平線に日が沈み(伊豆半島の上に沈む期間の方が長く、案外その期間は短い)ます。
海上は大荒れでも、強風のおかげで空はクリアだったので、2024年最後の夕日は水平線に沈むのが見えました。
半分沈んだ辺りまでは太陽の明るさで水平線の雲は見えないのですが、半分以上沈むと実は水平線に微かに雲がかかっているのが見えることは案外よくあることです。
しかし、2023年末とは大きく異なる見事な最終日の入りでした。
日没後の富士山のシルエットと荒れた海とのコントラストも綺麗でしたが、日が沈んだ途端グッと気温も下がりました。
2024年の初日の入り
ついでに2024年元日(1年前の今日)の日の入りの様子も紹介しておきます。
快晴でしたが遥か彼方には雲があったようで、水平線にダイレクトに日は沈みませんでしたが、2024年元日の房総半島西岸は程良いメローな波もあり、申し分のない日暮れでした。
因みにこの写真は私が撮っているので、波に乗っているのは私ではなく、波乗り仲間です。
本日(2025年元日)は海岸へ行きませんでしたが、明日か明後日に良い波と良い夕景を期待しています。